“あざと可愛い”を分かっているライオンの赤ちゃんに反響「破壊力満点」「実にけしからん！」

　大分県宇佐市の「アフリカンサファリ」で、2年ぶりに誕生したライオンの赤ちゃん・ベイルくん。先月、タオルを抱きしめる“あざといショット”が公開されると、大きな反響が寄せられた。「ライオンの赤ちゃんは飛びぬけて可愛い」「何年かすれば堂々たる姿になるかと思うと…胸熱…」「立派なジャングル大帝になって欲しい」などと、成長してからの姿を想像した声も。まもなく生後2ヵ月を迎えるベイルくんの様子を同園に聞いた。

■やっぱり分かってる…　ベイルくんのマイブームは「飼育員の膝の上でゴロゴロ」

――2年ぶりのライオンの出産において、どのようなご苦労がありましたか。

出産時期が近づくと、産室での生活になり、毎日の観察しながら分娩を待ちます。苦労というよりも、楽しみと少しの心配でした。

――赤ちゃん誕生の瞬間はどのような思いでしたか。

赤ちゃんを確認したときは、ただただ「良かった」と「かわいい」という気持ちでした。

――ベイルくんはどのような1日を過ごしていますか。

ミルクを飲んで、寝る生活です。

――ベイルくんがハマっていることなどがあれば教えてください。

担当者の膝の上でゴロゴロするのが好きです。

――ライオンの飼育は、どのようなご苦労がありますか。

なんせ赤ちゃんなので、体調の少しの変化でも心配になります。気苦労です。

――「百獣の王」として知られているライオンですが、身近で接していてどのような動物だと感じますか。

甘えてくる様子から、優しい動物だと感じます。

――ライオンを飼育していて驚いたことや意外な一面などがあれば教えてください。

お腹いっぱいになると、人間の赤ちゃんと同じように「寝落ち」します。

――「あざと可愛いを分かっていると思われる赤ちゃんライオンの写真がこちらです」との投稿に大きな反響が寄せられていましたが、普段からベイルくんに対して、“あざと可愛い”と感じる瞬間はありますか。

あざとさを感じるというよりは、とにかくかわいい！と思う事の方が多いかもしれません。この写真を撮影していた時も、「かわいい！かわいい！」と思って撮影していたのですが、実際に撮った写真を見て他のスタッフから「ちょっとあざとくない？」と言われ、確かにあざとかわいい瞬間だ…と思い、投稿しました。

――これまでライオンを飼育してきた中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

赤ちゃんライオンが大きくなり群れに入り、カップルになっているのを見た時は、不思議な感情になりました。

――今後、ベイルくんにどのようなライオンに育ってほしいですか。

どんどん大きくなって、先輩ライオンたちと仲良くしてほしい気持ちだけです。

――ライオンの展示を通して、来園者にどのようなことを感じていただきたいですか

赤ちゃんライオンも可愛いですが、大人ライオンのゴロゴロする姿も可愛いです。その両方を見比べてライオンの魅力を感じて頂きたいです。

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2022-08-12