旦那が小1娘の担任と不倫、平然と“家庭訪問”に訪れ…「もう身内だけで済まされる話ではない」校長室で号泣する不倫女に妻が反撃
2022-10-10 10:30 eltha
■「大人の事情に巻き込んでしまった」離婚後の生活と娘への想い
小学校1年生の娘を持つ四葉さんの物語が元になっている漫画『夫の不倫相手が娘の担任として家庭訪問してきた話』は、夫が娘の担任と関係を持ってしまった実話が描かれている。2人の関係に気づいた四葉さんが、学校の「個別面談」の際にもう会わないよう忠告するが、それでも聞く耳をもたなかったようだ。
「あれだけ釘を刺したのだからと安心していました。信じられなくて驚いたと同時に、もう身内だけで済まされる話ではなくなったなと思いました。『もう不倫しない』と旦那は土下座して謝っていましたが、今さら虫がよすぎます」
四葉さんは学校側に事情を報告し、担任への処分を要望。夫との離婚の手続きも進めた。同作は、校長室で不倫相手が号泣するシーンがリアルに描かれている。一方で気になる子どもへのケアだが、四葉さんは、大人の事情に巻き込んでしまったことを申し訳ないと思ったと語る。
「夫は休日、ほぼ家にいなかったこともあって、意外と生活に大きな変化はありませんでした。でも、娘を傷つけてしまったのは事実です。娘には、『お父さんは、お母さんとの約束を破ってしまったから、もう一緒には暮らせなくなったの。ごめんね。お父さんと別々に暮らすのは、あなたのせいではないからね』と、しっかりと説明しました」
その後、四葉さんは再婚し、新たな家族の関係は良好とのこと。不倫に悩む人に向けて、「いびつな家庭を築いても、いつかは綻びが出ることを学びました。浮気は“不治の病”だと思います。だから、自分の人生、子どもの人生のためにも、何かを決断するタイミングが必要かなと思います」とメッセージを寄せている。
■「不倫は、いつ自分の身に起きるかわからないもの」子どもや義母も巻き込む事態に発展
『ダウト 私が夫を愛するほど夫は私を愛してない』(ぶんか社)は、夫が娘の幼稚園の先生と不倫してしまった妻の復讐を描くコミック。こちらはフィクションながらリアリティのあるトラブルが描かれる一方で、後半の爽快なリベンジ展開が話題だ。
著者のはやしだちひろさんは「不倫って実は遠いようで近い。日常で信頼している人に裏切られることでもあり、いつ自分の身に起きるかわからないもの」と語る。
「味方だと思ってすっかり信頼している人が、もし夫の不倫相手だったらすごく嫌だな、しかも発覚後にその相手が豹変したらすごく怖いだろうな、とイメージしていきました。それが自分と夫、不倫相手だけでなく、子どもや義理の母など、周囲の人を巻き込んだ事態に展開していきます。私自身に不倫経験はありませんが、周囲に限らず、様々な実体験が普通にけっこうありますので、物語やキャラクター描写の参考にしていたりはします」
平然と嘘をつき続ける夫に、嫌がらせがエスカレートする浮気相手。しかしストーリー後半では、主人公のリベンジをこれでもかとたたみかける。
不倫という行為は、かかわった人の多くの心に精神的傷跡を与えるもの。社会的立場や金銭的にも想像以上のダメージをもたらす場合が多く、現実にはスッキリいかないものだろう。ドロ沼展開のエンタメ作品として、気分をスカッとさせることができる作品だ。