容量オーバー感、鳥がぎゅうぎゅうにくっついているだけ「なんでこんなに癒されるの…」
2022-10-20 07:30 eltha
■スズメの群れは「最高の癒し」いい写真を撮ろうとせずスズメと友達になる
中野さんがスズメにハマったきっかけは、たまたま公園で見かけたスズメの群れ。「写真が好きで被写体を探していた時に、スズメを見かけて撮ってみたんです。すると、いろんなかわいい仕草が撮れました。スズメは地味でありきたりな鳥と思われがちですが、その小さな集団の中でいろんなドラマが巻き起こっています。そんな姿にハマっちゃいました」(中野さん)
今では1日に1500〜3000枚の撮影をするという中野さん。撮影場所は、主に近所の公園。スズメはとても頭がよく人間の顔や体型を覚えるため、慣れてjくるとかなり近くに寄ることができるんだとか。撮影のコツは、特定の場所の群れと長く付き合うこと。いい写真を撮ろうとせず、ありのままの姿をたくさん撮ることと、スズメと友達になることを心がけているそうだ。
■衝撃を受けた“スズメボール”マルクふわふわのフォルムにくぎ付け
愛媛・四国中央市で“ちゅん活”と称して、毎朝スズメの写真を撮るのは写真家のbiggate4444さん。投稿歴は5年で、撮影を始めたきっかけは、知人から聞いた“スズメボール”の存在。“スズメボール”とは、寒い日に保温のため羽毛を膨らませ、丸くふわふわなフォルムになったスズメの愛称だ。
「冬になるとスズメが丸くなるということを知人から教えてもらい、その日に見たスズメがボールみたいだったことに衝撃を受けました。それからスズメという鳥は、僕の中では特別な存在になりました。丸くなって膨らんでいるスズメは、誰が見たってかわいいですよね」(biggate4444さん)
biggate4444さんにスズメの魅力を聞いてみると、「身近にいる生き物であること」と教えてくれた。「近くにいるからこそ、じつはあまりよく見ていない、よく知らないことはたくさんある」とも感じており、多くの人に知られていないスズメの一面を伝えたいという思いから投稿を続けている。時には、なかなかお目にかかれない貴重なシーンを目撃することもあるという。
■親鳥の痛恨のミス! エサを待ち巣からこぼれそうな子ツバメ
野鳥を主に撮影し投稿しているちびこさん。春の風物詩として見られるツバメの巣作りでも“ぎゅうぎゅう”ショットが目撃された。「せまっ! 親鳥 痛恨の設計ミス」というコメントと共にアップされた写真には、まるまる大きく育った子ツバメが行儀よく並び、巣の中でじっと固まっている様子が写されていた。
ちびこさんは、「『まだまだ巣立ちをしないで親からエサをもらうぞ』という子ツバメの強い意志を感じました」と撮影時を振り返る。
「野鳥がかわいい」という思いが活動のモチベーションだというちびこさん。自然のままの様子を撮ることは、難しさもあるはず。撮影時に気を付けていること尾聞いた。
「撮影する際は野鳥にプレッシャーを与えないよう配慮しながらこっそり行動します。道端にしゃがみこんだりしているので知り合いには見られたくありません」
身近な野鳥の何気ない姿が好きだといい、「よくある光景だけどクスッと笑えるような、ほっこりするような野鳥の姿を写真に収めたいです」と今後のひそかな野望を語ってくれた。