ホーム コラム > レス間際だった夫婦、妻のやるせない怒り「一番傷つくのは拒否ではなく、ないがしろにされること」

レス間際だった夫婦、妻のやるせない怒り「一番傷つくのは拒否ではなく、ないがしろにされること」

2022-10-29 08:40 eltha

 今日はするのか、今週末こそはどうなのか…。夫との夫婦生活でモヤモヤした日々を送っていたというポメさん(@choco_nana_mam)。ポメさんの夫はザ・草食系男子で、イチャイチャしていたと思ったら5分後には寝ているし、タイミングもことごとく合わずレス夫婦間際に…。自分だけ期待していること、相手の生活に合わせることに虚しさを感じ、疲れ果てていたという。夫に自分の気持ちをどのように伝えていったのか、当時の話を聞いた。

「今週こそは」と思っていても…

「今週こそは」と思っていても…

写真ページを見る

■妻の気持ちに気づいているのに「ないがしろにされた事に傷ついた」

 ポメさんの心が折れる決定打となったのは、夫に「しよう」と気持ちを伝えにいった時のこと。ポメさんの気持ちに気づいていながらも、はぐらかすようにその場を去ってしまった。拒否されるならまだしも、気持ちをないがしろにされたことにポメさんは深く傷ついたという。

ーー漫画に描かれている日頃の旦那さんとのやりとりにはほっこりするものもありますが、旦那さんが布団に入って秒で寝てしまったり、お互いのタイミングがなかなか合わないジレンマもあったかと思います。ポメさんとしてはどんなお気持ちだったのでしょうか?

「レス間際になっていた時は『もうわたしには興味がないんだな』という気持ちでいっぱいでした。毎週末、今週はどうかな?どうかな?と期待しているのも徐々に疲れていました。自分と夫との温度差に悲しくもあり、怒りもあり…色々な感情が当時は渦巻いてました」

ーー 旦那さんに「伝われ〜」と念じながら気持ちを伝えるも、はぐらかされてしまった描写が。旦那さんにその対応をされた時の心境はどのようなものだったのでしょうか?

「はぐらかされたと感じたのは『妻の気持ちに気づいているのに無視をした』という事なので、行為ができない事よりも、私の気持ちを無視して感情に蓋をされた事や、『今日はごめんね』の一言も私には惜しいのかな? と思い辛かったです」

■雰囲気だと伝わらない?「気持ちを伝えるのは、日々勉強」

自分の気持ちを伝える難しさを感じていたポメさん

自分の気持ちを伝える難しさを感じていたポメさん

写真ページを見る

 ポメさんは20代で結婚と離婚を経験し、30代で現在の旦那さんと再婚。元夫に言われて傷ついた言葉ナンバーワンが「そんなにしたいの?」だったという。自分の気持ちを出すのも難しくなり、「したい」とはっきり言葉にするのにも怖さを感じていた。

ーー 漫画では自分の気持ちを伝えるときに「重い」「怖い」と言われるのが怖いし、恥ずかしいと感じるようになった過去のトラウマについても触れられていました。

「”重い”や”怖い”と言われるのに恥ずかしさがあったのは、きっと私の愛情の伝え方が間違っていると指摘されたことにあると思います。親からあまり愛情を感じられずに育った身なので、その愛情表現の仕方は違うと言われて、生い立ちや私自身を否定された気がして、『私は皆と違うんだ、恥ずかしい!』という思考になったのかなと振り返って思います」

ーー だからこそ、旦那さんと話をするのに大きな勇気が必要だったと思います。仲直りに向けてお互いの気持ちを伝えていくなかで、夫婦関係を良好に保つためにはどのような姿勢・考え方が必要だと感じましたか?

「夫はいつも『そんなに考えてくれてるの?』と私の考え方に驚きます。なのでこれからも夫と仲良くやっていくには自分の考えをちゃんと伝えなくてはいけないんだなぁ、と。

 私のSNSのコメント欄では、私が我慢する事やニュアンスで伝えてしまう事に対して理解してくれる優しい言葉で溢れていますが、男性からのコメントでは『男性はニュアンスで伝えられても伝わらない』というものもあり、『なるほど!』となりました。それでも、はっきり言いすぎると鬼嫁になりかねないので…日々勉強ですね」



関連写真

関連リンク

タグ
Facebook

あなたにおすすめの記事

注目★トピックス


おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ