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元ピッツァ職人「流行ってない意味が分からない…」→ナポリの定番前菜マイナーぶりを嘆きレシピ投稿、まさかの86万再生

2023-12-14 16:00 eltha

「日本で流行ってない意味が分からない」「これを機に日本で流行れ!」「外はカリっと中はもっちり」のメッセージとともに投稿された料理は『ゼッポリーニ』なるもの。投稿者は元ナポリピッツァ職人でイタリアン料理店の店長歴もあるパパイズム(@papa_izm_kitchen)さん。イタリアン人気の日本にあっても、あまり知られていない『ゼッポリーニ』の存在を憂いレシピを投稿したところ、86万再生の反響を集めた。

タコ入りや砂糖まぶしなど、アレンジしても美味しいという「ゼッポリーニ」。(写真提供@papa_izm_kitchen)

タコ入りや砂糖まぶしなど、アレンジしても美味しいという「ゼッポリーニ」。(写真提供@papa_izm_kitchen)

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――『ゼッポリーニ』レシピ、「簡単で美味しそう」「お店で食べて感動したやつ!」など大反響です。日本ではあまりなじみがない料理ですが、イタリア人にとってはどれくらい身近な料理なんでしょうか。

【パパイズムさん】 イタリアの中でも、ピッツァで有名な海沿いの街ナポリの郷土料理なんですよ。作り方も、ピザ生地を緩めに作って発酵させ、青のりを混ぜるんです。それを揚げるので青のり風味の揚げピザでしょうか? ビールにピッタリで、ナポリのレストランではかなりメジャーなレシピです。

日本で言うと、難しいなぁ。ドーナツとも違うし、揚げパンとも違うし、かき揚げでもないし。個人的には「つみれ揚げ」みたいなポジションだと思っています。

――材料を混ぜる→発酵を待つ→揚げると比較的手順の簡単な「ゼッポリーニ」ですが、作る際に注意すべきポイントはありますか?

【パパイズムさん】 かき混ぜすぎないことと、発酵をしっかりさせることです。材料の強力粉は捏ねることでグルテンが発生するのですが、やりすぎると固くなってふわふわ膨らまなくなってしまいます。なので、材料が均一で滑らかに混ざり合う程度でOKです。また、ゼッポリーニはピザやパンと同じく発酵が大事なのできちんと時間と温度を気にしながら発酵させるのがポイントです。暖かすぎる、寒すぎる場所などは注意ですね。

――コメント欄では食べたことのある人から「タコ入りだった」「砂糖をまぶして食べた」などの声も寄せられていました。おすすめのアレンジを教えてください。

【パパイズムさん】 桜エビやしらすを混ぜると青のりとはまた違った風味と食感で美味しいですよ! 甘いものは試したことはありませんが、材料がシンプルな分、塩と青のりの品質でもクオリティが変わるので、ぜひ色々試してみてください!



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