ホーム 子育て > Indeed、“ワーママ”たちのリアルな1日と工夫を紹介「子育てをしながら働く女性を応援したい」

Indeed、“ワーママ”たちのリアルな1日と工夫を紹介「子育てをしながら働く女性を応援したい」

2024-03-11 10:57 eltha

 先ごろ、求人検索サイトIndeed (インディード)の日本法人Indeed Japan が『ありの“ママ”スケジュール展』を二子玉川 蔦屋家電2Fイベントスペースにて開催。育児をしながら正社員として働く女性(以下、正社員ワーママ)たちから集めたリアルな 24 時間のタイムスケジュールのほか、仕事と家庭を両立するためのさまざまな工夫を紹介した。

3月8日〜10日にかけて開催された『ありの“ママ”スケジュール展』

3月8日〜10日にかけて開催された『ありの“ママ”スケジュール展』

写真ページを見る

■「正社員ワーママたちの1日を可視化したら、気づくことが多かった」

 Indeed は、国際女性デー(3月8日)を前に、1,000人の正社員ワーママを対象とした「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施した。その結果、9割以上(92.2%)が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えており、3人に2人(66.5%)が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と考えていると分かった。また79.5%が、仕事と子育てを両立するための「工夫やコツが知りたい」、77.4%が「良い時間配分や時間のやりくりの仕方を知りたい」と答え、しかも58.6%は「職場にロールモデルと思える人がいない」と感じているという。今回の『ありの“ママ”スケジュール展』は、このような声に応える形で発案された。

「実際に働きながら育児されている方はすごく大変な中でやってらっしゃいますが、その当事者の方たちは、『他の人たちは、どんなスケジュールで1日を過ごしているのか』を知りたい欲求があると思うんです。そこで『スケジュール』を可視化して見てもらうようにしました。私自身も同僚から子育ての話を聞いていますが、こうして可視化してみると、あらためて『あ、なるほどね』と気づくことが多いです」 

 企画展を担当したIndeed・鎌田沙織さんは、展示が自身の気づきにもなったと話す。

「また、これからお子さんを持つ予定の方は、お子さんが生まれてからの生活を具体的にイメージしにくいと思います。そんな方に1日のスケジュールを見てもらうと、『こういう風にやっていけばいいんだ』と理解していただけます。今0歳児のお子さんがいる方であれば、お子さんが小学校に上がった時に『こういう風にすればフルタイムで働いていける』とイメージできます。そうすることで、お子さんを育てながらのキャリア形成が思い描きやすくなると思うんです」(Indeed・鎌田沙織さん/以下同)

 実際に展示された『ありの“ママ”のスケジュール』を見ると、限られた時間内で仕事と子育てを両立するために複数のタスクを同時に進めたり、短時間で切り替えながら日々を過ごしている様子が見て取れた。子どもの年齢が上がるにつれて少しずつ余裕が生まれ、キャリアにつながる学びや自己啓発に取り組む時間が増える傾向も。子どもの年齢が低いワーママにとっても、子どもが成長した数年先がどうなるのかをイメージしやすくなり、今後のキャリアの見通しを立てやすくなるのだ。

■「企画展を通じて『もう少し気を抜いてもいいんだ』というポジティブな気持ちになってほしい

 このスケジュールと合わせて、正社員ワーママたちから集めた「仕事と子育てを両立するための工夫」も展示された。「宿題の丸付けを会社の休憩時間に行う」「楽をする曜日を決める」など、仕事の効率化や時間の作り方、息抜き方法などの参考になるコメントが多数ある中、会場で最も共感を呼んでいたのは「夜は冷凍餃子に頼る」の一文だ。

「『なるほど。これ、取り入れてみよう』と思える工夫がたくさんありましたが、『冷凍餃子』のような素直なコメントは特に良いですね。皆さんの中には『食事は全部作らなきゃいけない。冷凍食品やお惣菜を使ってもいいの?』と思われる方もいらっしゃいますが、『冷凍餃子』のコメントを見ると『あ、これでいいんだ』と楽になれますよね(笑)」

 さらに「過去の自分への送るエール」というシェアスペースも設置。会場を訪れた人が、自分が実践している両立の工夫やヒント、自分自身や周囲のワーママへのエールを自由に書き込めるスペースだ。ここには「力を抜いて」「完璧でなくていい」といった労いや、今は大変でも子どもが成長するとママの生活も変わっていくという自身の経験を踏まえた励ましの言葉がたくさん寄せられた。

「ワーママの皆さんに、元気に、前向きになってもらうきっかけになればと行っているイベントですので、『このままでいいんだ』『もう少し気を抜いてもいいんだ』というポジティブな気持ちになっていただきたいです。また皆さんの書かれた工夫の中から、何か一つ、明日からできることを持ち帰っていただけるとうれしいですね。Indeed は『We help people get jobs.』をミッションに掲げ、あらゆる人々が公平に自分に合った仕事が得られる社会の実現を目指しています。今回の調査や展示会の開催が、多様な働き方の浸透や、それぞれの方が自分に合った形で自分らしく働ける社会の実現に寄与することを願っています」



関連写真

関連リンク

Facebook

あなたにおすすめの記事

注目★トピックス


おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ