娘の代理出産役、松坂慶子「命のリレー見て」
2011-04-07 11:00 eltha
作家・海堂尊の原作小説をドラマ化。病気のために子宮を失った一人娘・理恵(国仲涼子)から「代理母として、子供を産んで欲しい」と頼まれたみどりが、現在国内では認められていない代理出産に臨む。松坂は「(実際に)年頃の娘が二人いて、人ごとに思えなかった。代理出産で、希望を持ち続ける」ことを知ったという。
地震発生の3月11日の前日までドラマの収録をしていた国仲は「生命の誕生の素晴らしさについて、地震もあって、考えていた。つらいことはたくさんありますけど、人間、強くあってほしいという願いを込めて、この作品が伝われば」と思いを込めた。
共演の藤村志保(72)は、死期が近い院長役を通して「毎日が大切ということを、私も何度か病気をしたので、痛切に感じる。去り行く命の恐怖や寂しさ、そして新しく生まれる命が愛おしく思う。震災の中でも新たな赤ちゃんが生まれたようですし、いつでも命は繋いでいくと感じた」と感想を語っていた。
会見にはそのほか、南明奈(21)も出席。NHKドラマ10『マドンナ・ヴェルデ』は4月19日(火)午後10時よりスタート(全6回)。