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「コンプレックスの一重を活かしたかった」20歳女性の発信 前髪パッツン、眉毛全剃り…スタイルを貫く理由

 パッツン前髪、眉毛全剃り、赤と黒のラインが特徴的なアイメイク。独自のスタイルを貫き、発信している和歌山県在住のインフルエンサー川端美由さん。自身の“一重”が大きなコンプレックスとなっていたが、それを活かすメイクができないかと現在のスタイルにいたった。ファッションやメイクなど、多数派に合わせる風潮もいまだにあるなかで、自分の個性をどう発信してきたのか話を聞いた。

私のメイクを見て「したいメイクをしようと思えた」と言われることが嬉しい

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――YouTubeでメイクを発信されています。はじめるきっかけは何だったのでしょうか?

【川端美由】ちょうどコロナの時期でした。高校卒業した後は、アパレルで働きたかったんですが、落ちてしまって。もっと自分の中身を知ってほしいなと思って、YouTubeやTikTokの発信を始めました。自分を発信するツールとして、気軽に知ってもらえるかなって思ったんです。

――メイクの情報を発信されていて、たくさんの反響が集まっています。ご自身の動画に対する意見で、印象的なものは?

【川端美由】私のメイク動画を見て「したいメイクをしようと思えた」と言ってくれたこと。これが一番嬉しいですね。

――メイクをし始めたのはいつから?

【川端美由】高校一年生のときからです。はじめはナチュラルメイクでした。眉毛まだあったので(笑)、ちょっと描いて…って感じ。周りの皆がメイクをしだしたので、自分もしたいなーくらいの気持ちでした。

――最初はナチュラルメイクだったんですね。では、現在のスタイルに行き着くまでどのような経緯があったのでしょうか?

【川端美由】私、一重なんですよ。だからこそメイクをやるってなったらYouTubeのメイク動画とか雑誌を参考にしたりするんでしょうけど、同じようにやってみても全然上手くいかない(笑)。(二重用に作られているから)アイシャドウを塗る位置とかアイラインをひく位置とかも分からないんですよね。どうしようか、自分のしたいメイクってなんやろな〜って考えて…。アイシャドウをうまく塗れないんなら、その部分をアイラインで一回埋めたろかと(笑)。そのときの直感でやってみて、試行錯誤を重ねていったら現在のかたちになりました。

「友達たちが自分の中身を知ってくれていて、認めてくれさえすればいい」

――ファッションもメイクとリンクされていますよね。

【川端美由】自分の好みが今は和な感じなんです。時期ごとにメイクも変わっていて、私は現在20歳で来年1月は成人式なんですけど、成人式の着物を見に行った時に、和の世界観って好きかもって思って(笑)。めっちゃ単純なんですけど、今はこのスタイルが一番かっこいいと思っています。

――メイクで参考にしている人や物は?

【川端美由】正直、参考にしているものはなくて。朝メイクしている時に、自分の顔が飽きてきたなと思ったら、今日はちょっと変えてみようって、メイクを変えていくことが多いです。鏡を見て、その日の気分で変えています。

――目頭にパールがあるのは?

【川端美由】このパールは、100円ショップで打っているシールなんです(笑)。これも、最近自分の顔面おもしろくないなーって思って、目頭にするピアスがあるんですが、私は金属アレルギーなので、膿んでしまうだろうし、手入れも大変なので、シール貼っちゃうかって(笑)。

――シールなんですね、驚きました。川端さんは、これまで自分のやりたいことを貫ける環境でしたか?

【川端美由】そうですね。小学生中学生は皆と一緒が好きだったんですが、高校生になって、自分のしたいことが爆発したした感じです。ありがたいことに、家族も仲の良い友達たちも、私のやることに驚きはしながらも、ほめてくれたんですよ。『美由だからおもろいよな』って。『それ変やで』って言われちゃうこともあるけど、私は褒めてもらえたので、周りの人には恵まれていたなと思います。SNS見てるだけの人は、私の第一印象だけを見ることになりますよね。その人たちは私の中身を知らないから、何か言われたとしても、そこまで響きはしません。友達たちが自分の中身をきちんと知ってくれていて、認めてくれさえすればいいと思ってやっています。

「一人に対する熱狂的な憧れはなくなっている」ゼロ年代の趣味趣向

――最近では、“量産型女子”というキーワードも聞かれるように。ファッションのジャンルでもあるし、同じようなファッションやメイクをして浮かないように…という考え方でもある。川端さんはどう感じていますか?

【川端美由】皆と合わせたり、一緒のかわいいを求めたりするのって、ぜんぜん悪いことだとは思いません。否定するとかも絶対ない。でも『皆に合わせなきゃいけない』って思っている子、自分の好きにしたいけどできない子がいる。正直、私のメイクやスタイルが流行るかは分からないけど、私の発信が自分の個性を見せたいと思うきっかけになれればという気持ちです。個性的なことをすると人の目に留まって何かしら言われちゃうこともあるけど、私がいるから。みんな一緒に頑張っていこうぜって気持ちです!

――趣味趣向の多様性についてはどう感じていますか?

【川端美由】一人に対して熱狂的に憧れるとかは、なくなっている気がします。ファッションアイコンといっても、皆に共通のパッと思い浮かぶ人がいないですよね。色々なジャンルにおいて、憧れの人がいすぎる。

――色々な人の良いなというところを真似る?

【川端美由】そうですね。こうなりたいって像が固定化していない。この人のこの部分は憧れる…という思いがあって、少しずつエッセンスを取り入れているのでは。

「私の場合はこの一重をいかしたいなって思った」

――川端さんの場合は、多数派から浮くことの怖さを感じたりはしませんでしたか?

【川端美由】浮くことの怖さより、自分がしやんかったことの後悔のほうが大きかったです。私はそのほうが歯がゆさを感じます。

――「やらない後悔は一生後悔する」って言いますからね。それにしても、前髪パッツン、眉毛全剃りを実行するのは勇気が必要だったのでは?

【川端美由】やっぱり人生一度きり。基本直感で生きていたいタイプなので、実行する前の日はけっこう悩んだんです。でも私は悩んでる時点で、もうやりたいんですよ(笑)。結局だめでも、やらないと分からへんし…と思い切ってやりました。

――眉毛全剃りをした理由は?

【川端美由】飽きてきたというのもあるし、今のスタイルにいらないと思ったからです。眉毛を剃って、目元の情報が少なくなることによって、そのぶんアイメイクに集中がいくかなって。前髪もパッツンにしてしまって、顔の情報が多いから私的にはいらないかなって思いました。

――川端さんにとってメイクとはどのようなものですか?

【川端美由】学生時代は一重がコンプレックスで、中学生のときはアイプチをやってみたこともあります。二重がかわいい、二重しか勝たんノリがあって、一重がほんまにコンプレックスで。アイプチを頑張って続けるのもいいことですが、私の場合はこの一重を活かしたいなって思ったんです。メイクをすることで、自分の気分を上げる意味もある。自分の好きを求めていくなかで、その結果が現在の形です。自分の求めるものを貫く今のスタイルがいい。

 自分のなかでかっこいいと思っていることは、本当にかっこいいから貫きたい。私は今の姿がかっこいいと思っているし、イケているしって思ってメイクしています。今後も自分が好きなメイクを発信していきたいと思います。
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