ホーム エンタメ > 妻の妊娠中に会社の後輩とダンナが不倫 「吐いてないなら大丈夫だろ!」夫の衝撃発言連発に絶句「なぜ女性だけが苦しい思いを…」

妻の妊娠中に会社の後輩とダンナが不倫 「吐いてないなら大丈夫だろ!」夫の衝撃発言連発に絶句「なぜ女性だけが苦しい思いを…」

2022/04/12

 漫画『俺、今日から妊夫になります』(『comico』)は、つわりの妻を放置して、会社の後輩と不倫を楽しむ無自覚なモラハラ夫・真也が、ある日突然“妊夫”となってしまい、妊娠出産を体験していく物語。奇想天外な設定ながら、妊娠中のつわりの様子や体の変化、また出産シーンなど、“あるある”が散りばめられ、とてもリアルに描かれている。自身のモラハラ発言に気づき、次第に改心していく姿に、「うちの旦那に読ませたい」とコメントする読者も多数。作者のしおのこうじさんが、本作に込めた願いとは。

「何事も経験しないとわからない」作品に込めた“旦那に伝わらない想い”

――主人公の真也は、妻が妊娠しても父親になるという自覚が持てず、次第にモラハラ気質なところを見せ始めます。

しおのこうじさん真也は、めちゃくちゃ悪い人というわけではないんですけど、無自覚なモラハラ夫ですね。だから物語の序盤で、妊娠した妻に「病気じゃあるまいし」と言ってしまう。つわりで気持ち悪そうにしていても、「俺なりにやってあげているんだ」と思っているタイプです。

――よく、男性は父親の自覚が芽生えるのが遅いと言われます。

しおのこうじさん言いますね。うちの旦那も、わりと育児には協力的なほうなんですけど、上の子が生まれるまでは、お父さんになるという自覚はほとんどなかったと思います。私がつわりでひどかった時も、なんて言っていいかわからなかったみたいで。「気持ち悪い」と言っても、「そっか」と言って困るだけでしたね。

――周りの男性を見ても、それを実感されますか?

しおのこうじさんそういう男性がほとんどでした。大きい長男みたいな旦那さんですね。やっぱり、何事も経験しないとわからないじゃないですか。些細なことでも、経験・体験しないと絶対わからないことなので、「妊娠出産を理解できないならやってみて」という気持ちを『俺、今日から妊夫になります』に込めました。

――本作が生まれたのもそういった体験から?

しおのこうじさんはい。自分のつわりがひどかった時に、本気で旦那と代わってもらいたいと思ったのがきっかけです。なぜ女性だけがこんなに苦しい思いをしなければいけないんだろう、代わってもらえるなら代わってもらいたい…と思いました。

「気持ちをわかってもらえるだけでも安心する」女性の心境を作品で代弁

――読者からは共感の声がたくさん寄せられています。

しおのこうじさん前作の『親になるということ』は、妻を亡くした夫の子育てをテーマにした内容だったので、男性からのコメントが多かったんです。だけど今回の作品は、ほとんどが妊婦さんか、出産経験者の女性だと思います。でも私の夫は楽しんでくれたみたいで、読んだあとに「自分でも思い当たるところがあった…」と言ってくれました。

――読者は、自身のパートナーに不満を持っている方が多いのでしょうか…。

しおのこうじさんそれもあると思います。あとはタイトルのインパクトもあるでしょうね(笑)。「気持ち悪い」と思うか、「どういうこと?」と思って読んでみるかの二択かなと思っています。

――印象に残っているコメントは?

しおのこうじさん連載の最初のほうで、「うちの旦那にも読ませたいけど、薦めても“俺がこの男みたいだと言っているのか”と言われそうだから、どうしたらいいですか?」というコメントがあって、いろんなことが相談しにくいのかな…と、すごく闇を感じました。それで、奥さんの気持ちを理解しようとしない旦那さんにも伝えるためには、どう作品を表現したらいいんだろうとも悩みました。

――気持ちに気づいてくれたるだけで安心することもありますよね。

しおのこうじさんそうなんです。つわりで苦しいときに、男性に「つらいね」と言ってもらえるだけで、心境はかなり違ってくると思います。旦那さんは、奥さんをいたわって支えてほしい。そんな願いも作品に込めました。男性だからわからない、産んだのは女性だから、というわけではなく、協力して日々を過ごしてほしいです。
(取材・文/渡辺麻美)

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【作品紹介】
俺、今日から妊夫になります』しおのこうじ(C)comico

■あらすじ
妻の妊娠に無関心、無理解の夫・青木真也(32)。その妻・真綾(30)は孤独に出産、そして育児と向き合うことになり、ついには追い詰められて…。なぜ妻がそこまで追い詰められてしまったのかまったくわからない真也は、気が付けば男が妊娠する世界にいて…自分が妊夫になっていた!? 「子ども欲しいって言ったのはお前だろ」、「妊娠は病気じゃないんでしょ?」かつての自分の発言がすべて跳ね返る。今まで無関心だった妊婦の大変さを、真也は身をもって体験することに。

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