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”幹事ビジネス”でもうける女性幹事に驚がく「自分の得しか考えず、人をお金として見ている」

2022-12-17 eltha

「私はおいしい幹事ちゃん」(@negimayo3)より

「私はおいしい幹事ちゃん」(@negimayo3)より

 「今度合コンがあるんだけど、人数が足りてなくて来れない?」と友人から誘いを受けた、ねぎさん。事前に待ち合わせ場所しか知らされず、いざ指定の場所へ行ってみると女性側の幹事が待っていて、いきなり会費を徴収された。居酒屋へ移動すると、支払った会費には見合わない料理が…。これはおかしいと思ったねぎさんが実際のコース料金を検索してみると、明らかに会費を多く支払っていることが分かったという。

自分が得することしか考えていない…人数を集めるため驚きの行動

 ねぎさんが巻き込まれてしまったのは「幹事ビジネス」。幹事の立場を利用して必要な金額に少し上乗せをした金額を参加者に請求し、その上乗せした金額分は幹事のポケットマネーにされてしまうというものだ。

 4対4の合コンで、支払った金額は女性が4000円、男性が7000円。出てきた料理は、焦げたポテト、少量のサラダ、具ナシの焼きそば、8個のみのからあげ…。「大人の飲み会とは思えないメニューだった」とねぎさんは当時を振り返っている。実際にその居酒屋のコースメニューを検索してみると、出てきた料理から「飲み放題込みで3500円のコース」と判明。しかも8人参加すれば幹事分の料金が無料になるというものだった。

 女性側のメンバーは1人遅刻していて、到着したのは終盤になってから。幹事の女性は”あと1人”のメンバーを集めるために電話をかけまくっていて、頻繁に席を外していた。ねぎさんと友人のみで会話を盛り上げるしかなかったが、なかなか会話も持たず、終了時にはかなりの徒労感を味わったという。

ーーなぜ幹事エピソードを漫画化しようと思われたのでしょうか。

「幹事ビジネスというものを今回の体験で初めて知ったんです。周りに話しても知らない人がほとんどだったので、知ってもらう意味も込めて漫画にしました」

ーー幹事女性の印象はどのようなものでしたか?

「幹事として気を回したり、場を盛り上げたりしてくれれば多くお金を払うのは、正直嫌悪感はないんです。けど今回幹事だった女性は『自分が得することしか考えていない、人をお金として見てる』そんな印象でしたね」

クセ強い人々との出会い「皆さんが共感してくれるのが救われる瞬間です」

ーー飲み会の全体像を把握したとき、どのような気持ちになりましたか?

「久々の飲み会で新しく洋服も買ったし、化粧も気合いを入れたので、がっかりしましたが、それ以上に男性参加者が自分より明らかに若い方ばかりで申し訳ないって気持ちが強かったです…!

 私も私で懲りずにもう一回飲み会に参加するんですが、それはネタになりそうって気持ちが大きかったですね。その場のノリで約束しちゃうことも多いのでそこは反省しています(笑)」

ーー居酒屋のセレクトやメニューについて、会費について、男性側から本音のようなものは実際でてきたのでしょうか?

「男性からそういった話は1回もなかったんですよね。おおらかなのか、飲めれば良いタイプだったのかは不明ですが、楽しく酔っていました」

ーーねぎまよさん(@negimayo3)というアカウントで、「クセの強い人」をテーマに漫画を発信していらっしゃいます。個性豊かな人々を描くおもしろみをどのように感じていますか?

「ねぎ(絵)、まよ(話と塗り)の2人組で、自分たちの体験を元にした創作漫画を描いています。体験していた当時はとてもストレスで辛かったんですが、漫画にすることで思い出に昇華できて、描いててとても楽しいです! 読者の皆さんが共感してくれるのが救われる瞬間ですね」

ーークセの強い人々を通して、どのようなことを漫画で伝えていきたいですか?

「こんな人もいるんだよ! という注意喚起と、是非わたしたちを反面教師にしてくださいという想いで描いています。あとはせっかくクセの強い人に巡り合う人生なので、読者さんの日常のスパイスになればいいなと思っています」

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