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「正しい洗顔」意外と出来てない人が多い? 専門家が提唱する“洗顔”チェックリスト

2023-07-03 eltha

 暑い日差しの紫外線や冷房による乾燥で、肌トラブルが増えてくるこの季節。美肌を手に入れるためには、高価な美容液より正しい洗顔が欠かせない。しかし、洗顔方法を誤るとかえって肌トラブルを招く原因に。美容家・青木梨奈さん監修による正しい洗顔のテクニックを解説する。
 まずは、自分の肌タイプに合わせた洗顔料を選ぶことが大切。オイルクレンジングやクリームタイプ等、適切なアイテムを選ぶことで、肌へのダメージを軽減し、より健やかで美しい肌へと導くことができる。

肌タイプに合った洗顔料の選び方

・乾燥肌:クリームタイプやミルクタイプの洗顔料がおすすめ。保湿成分が豊富で肌にやさしいものを選ぶと良い。余計な摩擦を避けるためにも、洗顔料がよく泡立つものが理想的。

・脂性肌:汚れや皮脂をしっかり落とすことが大切。泡洗顔やジェルタイプの洗顔料が適している。ただし、洗いすぎや肌に必要な皮脂まで取りすぎないように注意。

・混合肌:油分と水分のバランスを整えることが重要。ミルクタイプやジェルタイプの洗顔料がおすすめ。肌に負担をかけず、汚れをしっかり落とせるものを選ぶと良い。

・敏感肌:刺激が少なく、肌にやさしい製品を選ぶことが大切。無添加や低刺激性の洗顔料、クリームタイプやミルクタイプで、成分や香りも刺激が少ないものがおすすめ。

 自分に合ったアイテムを見つけても、洗い方が間違っていたら台無し。正しい洗顔のポイントは、洗顔料を清潔な手の平に取り、しっかりと泡立てること。泡立てる時間は、20秒程度が目安。弾力があり、濃密な泡ができたら、洗う際も、拭く際も、とにかく摩擦を避けることが最も重要だ。

正しい洗顔のポイント

1. 洗顔前に手をたっぷりの泡でしっかりと洗う ※意外と忘れがち!

2. 洗顔料は十分に泡立ててから使用する ※20秒程度しっかり!

3. ぬるま湯で顔を濡らし、洗い始めはTゾーンから ※頬から洗う人が多い!

4. 摩擦を避け、優しく洗う ※こすらず、小さな丸を描くように!

5. ぬるま湯でしっかりと洗い流した後、冷水で肌の引き締め ※熱いお湯は使わない!

6. タオルで拭く際は、押さえるようにして水分を取り除く ※とにかくこすらない!

 泡立ちの目安は、マシュマロのような柔らかくふんわりとした状態になることが理想的。これにより洗顔料が肌の奥まで浸透し、汚れや皮脂を効果的に除去することができる。手ではなく、泡立てネットや泡立て器を使うことで、より均一な泡立ちを実現できる。

 乾燥肌などのデリケートな肌タイプの人は、「クリーム状の泡」を目指すと良い。泡がクリーム状になることで、肌への摩擦が軽減され、洗顔中の刺激を最小限に抑えることができる。正しい洗顔は美肌への近道。今回紹介したテクニックを参考に、自分に合ったスキンケアを見つけてみてほしい。

美容家・青木梨奈さんの監修コメント
お肌を綺麗にしたい時、まず第一に美容液などを探す方が多いですが、スキンケアで1番大切なのはクレンジングと洗顔です。特にトラブルが起きやすい敏感肌の方は、Uゾーンの乾燥を防ぐためクレンジング剤を多少残して拭き取り、その後泡洗顔で洗い流す「バランス洗顔法」もおすすめです。TゾーンとUゾーンでお肌の状態に合わせたダブル洗顔ができます。お肌の潤いを残しながら、汚れはしっかりと落とすこと。ぜひ正しい洗顔法を身に付けてください。

Gran nine代表取締役 兼 NINE Group プロダクトプロデューサー・青木 梨奈

監修者 Gran nine代表取締役 兼 NINE Group プロダクトプロデューサー・青木 梨奈

エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。

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