娘のほうが大きかったのに…1年で急成長したゴールデンレトリバー子犬の尊さ「10年後を想像して感慨深い」

　赤ちゃんと子犬の頃から一緒に育ってきた、娘さんとゴールデンレトリバーの男の子。子犬時代は、娘さんのほうが大きかったのに”たったの1年”であっという間に子犬が成長し、娘さんの体格を追い越してしまった…。その成長の足跡をまとめた動画がSNSで5.5万いいねを集め「ワンちゃんの成長が凄まじい」「これからはワンちゃんが娘さんを守ってくれるのかな？」「2人とも可愛すぎ」と多数の反響が寄せられた。ゴールデンレトリバーのライトくんは、「娘さんを守るような仕草も見せる」そう。どのような関係性なのか、コンビを見守る飼い主さんに聞いた。

ーーゴールデンレトリバーのライトくんと娘さん、1年間の成長を比較した動画には「子犬の成長はやい」「また娘さんが追い越す日も来るよね」というコメントが寄せられていましたが、飼い主さんはどのような想いでしたか？

「私のアカウントでは、ライトの日常を投稿しているのですが、この動画を作成した時はこの1年のライトの成長ぶりを見てもらい想いがありました。あまり深く考えずに作成した動画でしたが、たくさんの方に見てもらってコメントをいただいたなかで、『また娘の方が大きくなる日がくる』といった、ライトや子どもたちの5年後、10年後まで想像してしまうものがあり、あらためて感慨深いなと思いました」

ーーゴールデンレトリバーのライトくんをお家に迎えたきっかけ、出会いはどのような経緯だったのでしょうか。

「ゴールデンレトリバーには、こだわってはいませんでした。ただいつか大型犬が欲しいなとずっと思っていて、どこか出掛けてはペットショップに行き、大型犬いないかなとよく見ていました。いろんな所を回ってたくさんの犬に会ってきましたが、なかなかフィーリングが合う子には出会えず、子どもたちもまだまだ幼いし…と少し諦めてた時に、たまたま入ったペットショップにライトがいました。一目見た瞬間に『あっ！この子はうちにくる子だ！』と今まで他の子には感じなかったものがこの子にはありました」

ーー娘さんとライトくんは、関係性をどのように気づいてきたのでしょうか。動物に慣れるまでに時間はかかった？

「元々、私たち夫婦は動物が大好きで、他にも自宅には小動物をたくさん飼っています。小動物たちは娘が生まれる前からいるので、娘にとって動物と過ごすという事が赤ちゃんの頃から当たり前の生活でした。なので、ライトが家に来た時も、娘自身何も抵抗なくライトを可愛がってくれました」

ーーライトくんがお子さんたちと接しているなかで、特に優しさが強く出ていたエピソードがあれば教えてください。

「よく、休日になると大型犬用のドッグランに遊びに行くのですが、まだまだ娘の方が犬たちより小さいのにも関わらず、何も怖がらずその中に入っていこうとするのです（笑）。娘が他の犬に興味をもって、クンクンにおいを嗅がれながら交流していた時、遠くで遊んでいたはずのライトが娘とそのワンちゃんの間に入って守ろうとする仕草がありました。決して、においを嗅いでいたワンちゃんが娘をいじめていたわけではないけど、心配したのがライトが守っていた姿を見た時はすごく感動しました。

　あとは、ライトより後に産まれた息子に対しては、本当に自分の弟だと思っているのか、息子が何をしても優しくじっとしてくれてる姿を見ると微笑ましく思います」

ーー幼い頃からワンちゃんがいることで、お子さんたちが学ぶことも大いにあるかと思います。ライトくんの存在がお子さんたちにどのように影響していると思いますか？

「ライトと共に成長していることで、子どもたちはすごく優しく育ってくれてると思います。ライトにご飯をあげたり、一緒に公園に行ったり、川に遊びに行ったりいつも一緒の存在で子どもたちにとっても家族の一員になっています。ダメなことはダメと教えてあげたりもしている姿を見ていると、自分より大きな犬に注意してるので微笑ましくも思ってます。

　今はまだ、小さい子どもたちですか、ライトが最後の日を迎える時必ず命の大切さと言う大きな大きなものを教えてくれるはずです。その日が来るまで家族みんなで愛してあげることを教えていきたいなと思っています」

ーー今後、ライトくんにはどのように過ごしていってほしいですか？お子さんや飼い主さんたちとどんな関係性を築いていきたいですか？

「子どもたちが小さいから、もしかしたらライトには我慢させてる所もあるのかもしれません。ストレスを溜めないようにたくさん遊びに連れて行ってたくさん思い出を作ってあげたいなって思っています。子どもたちにとっても、私たち夫婦にとっても、ライトは大切な大切や家族。たくさん愛情を注いであげたいなと思っています」