事務職で貯めた資金を“整形”に投資「本当にコンプレックスを潰してよかった」、「私の顔に合うように」ナチュラルにこだわる理由
2024-06-11 eltha
中学卒業後に初整形 高校入学後「あの人整形だよ」と噂され…
私は豊胸でさえも包み隠さず公表する系 美容インフルエンサーなのですが顔の整形は 目頭切開、眼瞼下垂、全切開、歯列矯正、顎涙袋額唇ゴルゴラインほうれい線尾翼基部ヒアル、糸リフトなどなど 唯一鼻だけ一切触ってないです費用は歯も含め 顔のみで3〜400万円程度です pic.twitter.com/EanphFFFUI
? 山崎もえ (@mmmmnyan23) May 7, 2024
山崎もえ私が人生で初めて整形したのは中学卒業後すぐの埋没二重でした。高校に入学して派手なグループにいたものの、関わりのないところでは「あの人整形だよ」と噂されていたのをよく覚えています。自分の中での感覚では、埋没は15分くらいで終わる簡単な美容整形だったので、その程度でここまで言われるのか…という印象でした。
「埋没してるよ!」なんて、クラス皆の前で発表する必要もないですし…しかし他人に噂されるくらいなら自分の口から言ってやろうと思って、周囲にも整形のことは包み隠さず話していました。
――お写真を拝見すると、とてもナチュラルに整形されている印象です。どういったことを意識して整形されましたか。
山崎もえ年齢とともに顔は変わるので、自分に似合うパーツを研究しました。童顔丸顔なのですごく高い鼻は似合わないですし、一気に整形するのもいいと思いますが、私の場合は少しずつパーツを微調整しました。実は、芸能人やモデルの写真を持ってカウンセリングに行ったことはないんです。信頼のできるドクターにをということをいつもお願いしていました。
――中学卒業後に二重整形をされたとのことですが、そもそも整形されようと思われたのはどんなことがきっかけでしたか。
山崎もえ私は重い目がコンプレックスだったので写真を撮ることが大嫌いでした。コンプレックスを抱えたまま「人の目を見て話すのが怖い…」「マスクが外せない…」と悩むくらいなら整形してコンプレックスだった部分も愛せるようになりたいと思ったことがきっかけです。あの当時、整形せずそのまま人生を送っていた場合と今を比べると180度人生が変わっていたと思います。本当にコンプレックスを潰してよかったなって思います。
事務職や副業で整形費用を貯金し徐々にアップデート 周囲の反応は「変化に気づいていない」
久しぶりに量産系ヘアメ pic.twitter.com/I5V33h9Oix
? 山崎もえ (@mmmmnyan23) May 24, 2024
山崎もえやはり目です。目は埋没2回、目頭切開、眼瞼下垂、全切開と本当にいろいろやりました。
――お顔のみで3〜400万かけられたそうですが、一番効果を感じられた、コンプレックスが解消されたと感じられた施術は何になりますか?
山崎もえ最近、豊胸もやったのでトータル500万くらいになるかと思います。豊胸も本当にやってよかったです。裸を見せるとかそういう問題ではなく、自分自身のモチベーションがかなり上がりました。さまざまな洋服を楽しく着られるようになりました。
――このような整形費用はどのようにして捻出されましたか。
山崎もえ新卒後に医療事務5年、メイドカフェでアルバイト副業、その後、転職し、現在も働いている一般事務でのお給与で貯めました。
知らない人と話すことがあまり好きではないのと、お酒が全然飲めないので夜の仕事は選択肢にありませんでした。その後、フリーランスでインフルエンサー活動して法人化したので、現在はフリーランスとしての稼ぎも整形費用に充てています。
山崎もえ少しずつアップデートしているので、友人たちはそこまで変化がわからないみたいです。昔の懐かしい写真を見たりしていると「やっぱ変わったね!! 今もいいけどでも昔の顔も好きだったな〜」と言われることもあります。家族は整形について肯定的で「あなたがしたいと思うことを好きなようにやって、幸せになれるならそれでいいじゃない」と言ってくれます。太平洋のように大きな器をもった両親に本当に感謝しています。
――整形を通してご自身の人生観や恋愛観、マインドにどのような変化がありましたか?
山崎もえ内面的にかなり強くなりました。「整形なんてありえない、楽して綺麗になってなにが嬉しいの? 情けない」などと差別的な発言をするような人とは付き合わなくなりました。ちゃんとしてる方は、そんな差別発言を一切しないですし、男女関係なく皆さん同じように美容医療や審美歯科などにかなりお金かけていらっしゃる印象です。本当に素晴らしい方々や友人に囲まれて楽しい人生を送っています。
2年で10万フォロワーを獲得した経験「アンチがいたからここまでこれた」
山崎もえ昔から友人や周囲の人に「おすすめのコスメ教えて!」や「今日のラメはどこのメーカーのものを使っているの?」「買う洋服迷っているんだけどどっちがいいかな」など聞かれることがかなり多く、もしかして自分のアイテムの選び方やセンスって需要あるのかな?と考えるようになったのがきっかけです。ありがたいことに2〜3年で10万人の方に支持していただけるようになりました。
――美容アカウントを発信することのやりがいはどういったところにありますか。
山崎もえやはり「応援しています」「同じもの買いました!」などといった声ですね。
最近一番嬉しかったのは、元々美容やかわいらしい服に一切興味がなかったけど私をフォローしているうちにどんどん私と似たような趣味になり、それまでの洋服もすべて断捨離した方から「彼氏ができて、お付き合いの末、今度結婚するんです!」と報告をいただいたことです。
本当に発信をしていてよかったなと思える瞬間でした。私のおかげではなく完全に彼女の努力で掴み取った幸せですが、そのような報告をいただくことがすごくうれしいです。ほかにも「気分が落ちている時でも私のインスタライブを見たら元気になった」や「私の顔やマインドが好きで待ち受けにしています」などとメッセージをいただけるとやりがいを感じます。
山崎もえはい。とはいえ嬉しい言葉が90%だとしたら残りの10%は誹謗中傷で、「デブ」と言われたり、容姿を中傷されたり、「脳が腐ってる」とかまで、本当にいろいろ言われますよ(笑)!
もちろん人間なので一瞬はムっとしますが、あまり悲しんだり病んだりせず、むしろ起爆剤にしています。活動を初めてこの2〜3年アンチがいなかったら、ある意味ここまでこれなかったと思っています。否定的な言葉を投げかけられると、私の場合かなりやる気になるんですよね。自分でも相当変わってると思っています。
――アンチをやる気の起爆剤にする発想すごいです! そんなポジティブな山崎さんですが、現在のご自身に点数をつけるとするなら何点ですか。
山崎もえ60点くらいでしょうか…多分70代になっても60点だと思います。追及し続けることが好きなので100点は取りたくないなって気持ちもあります。燃え尽き症候群になりそうで怖いです(笑)。
――ここ最近では、整形自体がカジュアルになってきたように感じますが、こうした流れについてどのようにお考えですか。
山崎もえ整形は“流行りの顔”にする手段ではないと私は考えます。私はコンプレックスに感じた部分しか整形をしていません。流行りの顔を追及し続けても流行りは変わる。
それこそ強い信念を持って世間に流されない気持ちで、整形と向き合ってほしいなと思います。一度メスを入れると後戻りはできないので…。
――もえさんの考える「美しい人」とはどんな方ですか。
山崎もえ悲観的ではなくいつも前向きな人。周りに幸せと笑顔を与えられる人です。失敗しても人の責任にせず、前向きに歩き出せる人こそ美しい人だと思います。コンプレックスを解消したことで、外見より内面の方が大事だと改めて感じました。
――今後、ご自身の活動を通して、女性がどうなっていくことを望みますか。
山崎もえ強く芯のある女性がもっと増えればいいなと思います。強さというのは他人を攻撃することではなく、信念を持ってどんなことがあってもなびかず強くいられることだと私は思っています。