チョコでもっと美しく
2014-01-27 eltha
チョコレートでキレイになる理由
今でも「疲れた時にチョコレートを食べる」という方は多いですが、もともとチョコレートの原料となるカカオは、紀元前の中南米では滋養強壮に利用されていたと言われています。アメリカ大陸を発見したコロンブスによりヨーロッパへ渡ると、「チョコレートの催淫効果」に注目が集まり、恋の媚薬として中世ヨーロッパの貴族たちに広まったとか。
◆美とチョコレートの関係
古くから恋の媚薬として知られていたチョコレート。カカオには興奮作用のカフェインと精神安定作用のテオブロミンや、恋愛ホルモンのひとつといわれるPEA(フェニール・エチル・アミン)が含まれているといわれます。恋のトキメキが女を美しくすることは幅広く知られていますが、心地よいトキメキや幸福感を、チョコレートで体感することができるのです。
そのほかにもカカオには“美の源”がいっぱい! カカオに含まれているポリフェノールはワインのそれよりも多いと言われており、ストレスを緩和したり、集中力を高めたり。また、チョコレートの香りが脳内の快楽物質・ドーパミンを分泌させるとも言われていたり、、カカオバターの美容パワーに関連したコスメアイテムが多く発売されていたり。実はチョコレートってすごいんです!
チョコレートの誤解とキレイになるコツ
そんな力の一方で、チョコレートは美容やダイエットの天敵とも言われています。よく言われる「チョコレートでニキビができる」というウワサについて、日本・チョコレート協会は「医学的にも、ペンシルバニア大学の研究結果などでチョコレートを食べることとニキビの悪化とは無関係なことが証明されていますし、アメリカ食品医薬品局(FDA)はニキビと食事とを関係づける科学的根拠はないとの見解を示しています」とコメントしています。
また、「チョコレートで太る」という話も女性にとっては脅威ですが、こちらも同協会は「チョコレートだけを目の仇にするのは間違いです。アメリカ・タフツ大学メイヤー博士の研究では、肥満児の原因はむしろ運動不足にあることを指摘しています」と説明しています。
ちなみに、同協会のWebサイトには、「チョコレートは太る」という説を検証した実験エピソードが掲載されていますが、その結果でも、この俗説は誤解だということがわかったそう。もともとカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含み、栄養価が高いことで知られているチョコレート。栄養価が高いためカロリーもそれなりにありますが、それはどの食品にもいえること。適切な量を守り、きちんと摂取したカロリーぶんを消費していれば、問題はないわけです。チョコレートパワーを上手に取り入れれば、美を助ける嬉しいスイーツになりますよ。