2021-05-11
海外からやってきた”外来語”は、そのほとんどがカタカナで表記されていますよね。普段はカタカナで使っている言葉にも、実は漢字があったんです!今回は外来語にフォーカスを当てて、4つの難読漢字をご紹介していきます♪
「加特力」は、「カトリック」と読むのが正解です!「加特力(カトリック)」とは、キリスト教の教派のひとつです。「加特力(カトリック)」の中心地がローマのバチカンであることから、”ローマ教会”や”ローマ・カトリック教会”と呼ばれることもあります。世界で最も信者の数が多い宗教であるキリスト教は、神は唯一と考える一神教であり、その神の子であるイエスをキリスト(救い主)と信仰する宗教です。歴史的な経緯から次第に教派が分かれていき、現在は「加特力(カトリック)」やプロテスタントをはじめ多種多様な教派が存在しています。
「円規」は、「コンパス」と読むのが正解です!「円規(コンパス)」は、円を描くことなどに使われる文房具のことです。小学生の頃に、必ず使ったことがある道具ではないでしょうか。「円規」という漢字は、日本語で「えんき」と読むことができます。そのほかにも、「ぶんまわし」や「両脚器(りょうきゃくき)」という呼び名があります。
「洋袴」は、「ズボン」と読むのが正解です!昔は着物や袴、浴衣を着ていた日本でも、今では洋服が主流になっています。その洋服も、「洋」の「服」と書くように元は海外から渡ってきた文化です。その洋服である「洋袴(ズボン)」も、「洋」の「袴」から「ズボン」を表す言葉だと想像できそうですね。
「莫大小」は、「メリヤス」と読むのが正解です!「莫大小(メリヤス)」は、「編み物」の古い呼び名です。「メリヤス編み」の編み方や、それで編んだ生地や製品のことを言います。みなさんのクローゼットの中にも、「莫大小(メリヤス)」は多くあるのではないでしょうか。
普段はカタカナで使っている言葉で、意味も知っているものばかりだったのではないでしょうか。そんな外来語の言葉にも、漢字表記があっただなんて驚きですよね。
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