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正しいシャンプーの選び方。ラベルでわかる!美髪になれる成分とは?

2022-07-05

正しいシャンプーの選び方。ラベルでわかる!美髪になれる成分とは?

美容院やドラッグストア、量販店など、今や沢山のシャンプーが売られている時代。あなたが今使っているシャンプーは自分に合っていると感じていますか?
ボトルの裏面のラベルを見ると、シャンプーには色々な成分が含まれています。その成分に注目すると、より自分に合ったアプローチで美髪ケアできます。今回はその成分について勉強してみましょう!

あなたが気になる髪の悩みは?

多くの方が経験する髪の悩みといえば、カラーやパーマ、縮毛矯正などでダメージが進み、パサパサしてしまう事ですよね。
これは、髪の内部を構成している「間充物質」という成分が流失し、栄養分が無くなることによって引き起こされています。この時に、髪に合わないシャンプー剤を使用してしまうと、間充物質の流失がさらに進み、ダメージが進行して後戻りが出来なくなってしまいます。
あとになって一生懸命トリートメントしても、1度ハイダメージになった髪は元には戻りにくくなります。実はシャンプーの選び方は、トリートメントを選ぶよりも大切なんです!美髪への第一歩として、まずは自分に合ったシャンプーをしっかり選んでみましょう。

正しいシャンプーの選び方とは??

大体の場合、シャンプーを選ぶ時に見るのは、お店のPOPやラベルの謳い文句だったり、TVCMだったりしますよね。魅力的な言葉が並んでいますが、実際に合うかどうかは使ってみないと分かりません。
シャンプー容器の裏面のラベルを見ると、使用成分が全て記載されています。全てを把握するのは大変ですから、まずは成分の2番目・3番目に書いてあるメインの成分を見てみてください。それが一番多く使われている、いわゆる基材と呼ばれるものです。
シャンプーのメインの基材を知るだけでも、一歩踏み込んだヘアケアが出来るようになりますよ!こちらで代表的なものを記載しておきますので参考にしてみてください。
1.ラウレス硫酸ナトリウム
こちらはドラッグストアなどの製品で一番多く使われています。特にお手頃な価格帯の商品では多く使われており、洗浄力が高く、洗いあがりはサッパリします。
反面、刺激や洗浄力が高めなので髪へのダメージも大きいのがこちらの成分の特徴。強すぎる洗浄力は必要以上に、髪の間充物質や油分などを洗い流してしまいます。同じ類のものにラウレス酢酸ナトリウムなどもあります。
2.ベタイン系
こちらは低刺激を売りにした商品によく使われています。コカミドプロピルベタインなどと表記されており、両性界面活性剤といわれるものです。
肌に優しい、低刺激などを謳っている商品に使われているので、特に優しく髪を洗いたい方にもおすすめです。
3.ココイル加水分解コラーゲン
こちらは低刺激で髪にとても優しい成分です。コラーゲン等のタンパク質を加水分解して得られるポリペプチドを使用しています。
やや高価で美容院で販売しているシャンプーでもよく使われています。お値段は高いですが、ヘアケアを真剣に考えるならおすすめの成分です。

あなたの髪はどうですか?

髪のパサつき、ダメージなどは印象を大きく変えてしまいます。毎回美容院に通うのは大変ですから、まずはセルフケアからしっかりしてあげてください。美髪を目指して成分を意識した選び方をすることで、自分に合ったシャンプーを探してみましょう!

飯塚 克也( 美容師、ヘアメイク)
保有資格
・美容師免許
・全日本美容講師会会員
・TBA常任指導委員
・JHCMAヘアケアマイスター
プロフィール
ヘアサロン・hair make MIKI勤務。1981年生まれ。美容師歴は17年。JHCMAヘアケアマイスター、JMAメイクアップアドバイザー、全日本美容講師会会員。
現在はサロンワークをメインに、モデル撮影やヘアショーなどでも活動中。美容組合の講習活動にも積極的に参加。
豊富な薬剤知識や皮膚科学、カウンセリング心理学などを研究し、センスだけではなく美容理論に基づいた確かな技術で、美しくなりたい女性をサポートします。instagram、ブログでも美に役立つ情報を公開中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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