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「栄養失調になる」と言って離乳食を早く始めたがる義母。私のいない間に勝手に娘に食べさせていた!?

2022-08-14

娘がまだ生後4カ月くらいのときの話です。おっぱいの出が悪く育児用ミルクが多かった私に対し、「栄養失調になる」と義母は私を批判。さらに娘を少し預けたすきに、卵がゆや果汁を与えてしまったのです! 娘は嘔吐し病院へ行くことに……。食事関係のトラブルは命にかかわることもある重大な問題です。義母との関係性以前に、とにかく強く言わなくてはならないこともあると学んだ出来事をお話しします。

離乳食をとにかく早く与えたがる義母

私はおっぱいの出が悪く、育児用ミルクの量がどうしても多くなってしまっていました。義母は「育児用ミルクは栄養が十分ではなく、育児用ミルクだけでは栄養が偏る。栄養失調になり成長に支障をきたす」と本気で信じており、とにかく離乳食を早く始めたがっていました。悪気があったわけではなく、義母の時代は今ほど育児用ミルクが優れていなかったようで、本気で心配していました。

義母が育児をしていた時代は果汁を2カ月くらいから与え始めるのが普通だったとのことで、今の育児方法との違いが理解できなかったのでしょう。娘が生後4カ月のころ、ある日、娘を少し義母に預けた際、義母が勝手に卵がゆ、果汁を与えてしまいました。

※厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食の開始時期は生後5カ月〜とされています。また、果汁の栄養学的意義は認められておらず、離乳食開始前に果汁を与える必要はありません。卵は離乳食初期の生後5〜6カ月ごろから与えることができますが、完全に火を通した卵黄を耳かき1杯程度から開始します。アレルギー反応があった場合には自己判断せず、必ず医師の指示に従うようにしましょう。

嘔吐があり病院へ

義母が娘に卵がゆと果汁を与えてしばらくしたあと、嘔吐があったようで義母から私に連絡が。すぐ帰宅し様子を見たところ、嘔吐は治まっていたものの機嫌は非常に悪く、私は念のため病院へ行ったほうが良いと判断しました。娘を病院へ連れて行き、すぐに診察と検査がおこなわれました。

軽度ですが娘は卵にアレルギーがあることが判明。先生には生後4カ月で十分育児用ミルクが飲めているなら離乳食を無理に進める必要はなく、アレルギーに関しては数字的には微弱なので、卵をとらないようにする努力は必要だけれど、過敏になる必要はないとアドバイスいただきました。

義母との話し合い

病院から帰宅後、夫も交えて義母と話し合いをしました。夫が主張したのは、「現在の育児用ミルクは栄養が優れていること」「育児用ミルクだけでも心配する必要がないこと」の2点です。

また、軽度ですが卵にアレルギー反応があり、これから成長するにつれて改善する可能性もあるものの、それまでは食べる物に一層気を配らないといけないことも、私から強く主張しておきました。アレルギー反応を目の前で見て義母本人もショックを受けたのか、素直に説明を聞き納得してくれました。

私は、まさか義母が勝手に離乳食を娘に与えたりしないだろうと思っていたのです。しかし、離乳食もそうですが、とにかく「なぜそれをしてはいけないのか。もしそれをしたらどうなるのか」を論理的に説明し、証拠も出し、しっかりと話し合っていれば、義母の理解も違っていたのかもしれないと思います。娘を守るためにも、言うべきことは筋だてて言うべきだと学んだ出来事でした。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!

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提供元:ベビーカレンダー

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