2022-09-13
子どもへの最初のプレゼントとなる名前。画数、漢字、読み仮名、意味などいろいろこだわっていたら、たどり着いた理想の名前はパパを超えてしまって……。 賛否両論の、わが家の名付け体験談です。
夫は、苗字だけで30画を超える名前の持ち主。フルネームの実印はまるでマスクメロンの編み目のような複雑さです。なので、「子どもの名前は画数が少ないほうがいいなぁ」とぼんやり考えていました。
第一子は男の子だとわかってから、名付けの本を買ってみたり、姓名判断のサイトを見たりしましたが、なかなか決まりません。 苗字が変わることはあまりないだろうから、「画数がいい漢字を使いたい」「夫の名前から一文字取りたい」というこだわりがもともと強くありました。
それに加えて、人と助け合って生きていける子に育ってほしいから、「人と関わるうえで大切にしたいことを名前に入れたい」という想いがありました。
いろいろ考えていると、漢字を当てるより先に読み仮名が決まってしまい、あとから漢字を当てはめることに。これがとても大変で、使いたい漢字が苗字の画数と相性が悪いパターンもかなり多くありました。
産休に入ってからも、毎日のように名付け本とにらめっこ。夫の名前から一文字取って、画数もよくて、人と関わるのに大切なことを入れて……。最終的に、出産1週間前くらいまで悩みました。
そうして決まった名前は、総画数が67。夫の総画数が64なので、夫を超えてしまったのです。 とはいえ、たくさんの想いが詰まった名前なので、画数の多さには目をつぶって、最終決定としました。
名付けについては、周囲からやはり賛否両論ありました。
本人は今まだ4歳で、漢字で自分の名前を書くことがないので何も言ってきませんが、「親のエゴが過ぎたかなぁ」と自分で思うことがあります。それでもみんなから名前を呼んでもらう姿を見るたび、子どもの名前はこれでよかったなと思います。
とはいえ第二子の際には、少しこだわりを手放し、画数が多くなく、でもよい画数にするということに重点を置きました。どちらの子の名前も、末永い幸せを願うことに変わりはありません。
監修/助産師 REIKO
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著者:柳 蓮花4歳、0歳の二児の母。第二子出産を機に退職し、現在は在宅ワークの道を模索しつつ、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
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