2022-09-16
子どもたちが5歳、2歳だったころ、公園へ連れていくと危なっかしい場面に何度も遭遇していました。私は子どもがけがをしないか、そして誰かにけがをさせないかといつもヒヤヒヤ。ある日、息子に注意していると、小学生たちから「あのおばさんうるさい」と言われてしまいました。「もしかして私って過保護なのかな」とモヤモヤしたエピソードです……。
私には7歳の娘と4歳の息子がいます。子どもたちは2歳半くらいになると、体力がついてたくさん歩いたり走ったりできるようになりました。2人とも、以前は近くの公園へ行くときはベビーカーや三輪車を使っていました。しかし、歩いて行くことが増えるに従い、同時に危険もいっぱいになっていきました。
私は子どもと外を歩くときは、必ず手をつなぎ、交差点を渡るときは何度も車が来ないか確認していました。どうしても嫌がって手を離してしまうときは、子どもたちのそばにぴったりくっついて、必ず自分が車道側を歩くことを徹底。公園の中でも、子どもたちが遊具を使うときは必ずそばについていました。
ある日、当時2歳の息子が公園から道路へ飛び出しそうになったとき、私は大声で「だめだよ!」と言いながら追いかけて息子の腕をつかみました。追いかけられるのがおもしろかったのか、何度も同じことをする息子。そこで私はしゃがんで息子の目を見て、「車がきて危ないから、飛び出しちゃだめ」と、低めのトーンで言うと、息子はやっと別の遊びへ。
すると近くで遊んでいた小学生くらいの子から、「あのおばさんうるさーい」と言う声が聞こえ、明らかに私のことを言っているとわかりました。私はいくら子どもを守るためとは言え、周りに人がいるのに、声が大きすぎたかな……と反省。そして、日ごろの行動を振り返り、ちょっと神経質になりすぎかな、私って過保護なのかな、とモヤモヤしてしまいました。
その後私は、子どもに注意するときは周りに迷惑にならないよう声の大きさに気を付けるようになりました。しかし子どもと手をつなぐことや、私が車道側を歩くことは変わらず徹底。そしてある日、子どもたちに変化が現れました。交差点の前ではしっかり止まり、「車、来ないかな?」と言いながら2人で一緒に確認していたのです。私はいつも自分が言っていること、行動していることが子どもたちに身に付いているのを見て、うれしくて涙が出そうになりました。
現在娘は7歳、息子は4歳になり、道路へ飛び出すことはまずありません。しかし、まだまだ危ないことをする場面はあります。そういうときは過保護かもと感じるくらい何度も繰り返し伝えることで、子どもたちを守ることにつながると私は思っています。
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監修/助産師 REIKO
著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
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