2022-10-01
2022年4月からこども園に通いだした子どもたち。通う前は、感染症などのリスクがあると思い、人混みの多い場所を避けて生活していました。しかし集団生活が始まったからなのか、4月と5月中は風邪を引いては休みの繰り返し。子どもたちは鼻水が出ると、寝苦しくなり、夜中に起きて泣くようになってしまいました。寝不足になった私は、イライラして、どうにかしようと意地になってしまいました。今は意地になってしまって「ごめんね」と反省しています……。
私には、3歳の息子と2歳の双子の娘たちがいます。2022年4月からこども園に通い始めましたが、息子の風邪が治ったと思ったら、次は娘が風邪を引くという繰り返しでした。
園に通う回数よりも休む回数が上回り、風邪を引くために通っているのかと思ってしまい、私は落ち込みました。子どもたちは風邪を引くと鼻水が詰まり、夜寝苦しそうにしていたのです。夜中に何度も起きては泣いての日々が続きました。
鼻水を止める薬を飲み始めても、すぐには治りません。私は鼻水だけでもどうにかしたいと思い、手動の鼻水吸い器を購入。しかし、子どもたちは鼻水を吸いとろうとすると嫌がり、泣きわめきます。私は、夜中に何度も泣いて起きる子どもたちの対応をしていたため、寝不足に。だんだんイライラするようになりました。
鼻水を吸えば子どもたちが夜に泣いて起きることも少なくなり、少しでもラクになれると思っていた私は、吸いとることもできずイライラが増していきました。子どもたちの体を押さえつけて、無理やり鼻水を吸いました。
そして、私は2週間ほど寝る前に、子どもたちの鼻水を吸い続けました。意地になってしまった結果、寝る前になると子どもたちは私の顔を見ては「今日も鼻水を吸うの? 」とおびえるようになってしまいました。
私は子どもたちのおびえる顔を見て、反省し、鼻水を吸うことをあきらめました。子どもたちには「嫌だったよね、ごめんね」と伝え、安心して眠ることができるように心がけようと思いました。
寝不足になってイライラしてしまった私。自分の睡眠時間を確保したくて意地になっていました。自分だけではなく、子どもたちもつらいということを理解しなくてはいけませんでした。今は、子どもたちも初めてのこども園で頑張っていることを理解し、風邪を引いてつらい気持ちなど、子どもたちの気持ちに寄り添えるような親になりたいと思っています。
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監修/助産師 REIKO
著者:北川さくら3歳の男の子、2歳の双子の女の子を子育て中のママ。保育士資格、幼稚園教諭免許を保有。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。
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