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便秘予防にもおすすめ!旬のいちじくの栄養素と食べ方を徹底解説

2022-10-19

便秘予防にもおすすめ!旬のいちじくの栄養素と食べ方を徹底解説

朝晩の空気は完全に秋になり、季節の移ろいを感じる9月。この時期はおいしい秋の果実が豊富で、食材選びも楽しい時期です。今回はそんな秋食材の中でも筆者が大好きな旬のいちじくについて、インナービューティーの観点から、便秘予防などの栄養効果と食べ方アイデアをご紹介します!

いちじくの旬と選び方

いちじくは夏の終わりから秋口までの季節が旬です。9月が最盛期で10月前半までは入手可能な秋の果実。選ぶ際は、ふっくらと丸みをおびてハリがあり、傷や黒ずみがないものを。下から上まで赤みがかっているものがおいしいですよ。
また、ぷっくりと膨らんだお尻部分も必ずチェック!ここに少し切れ目が入っているものは完熟していて食べ頃の証拠。自然な甘みを楽しめます。ただし割れすぎているもの=熟れすぎなので、当日〜翌日までに食べきれないようなら避けましょう。
購入後すぐ、ジャムやコンポートにするなら完熟しているものでも問題ありません!

残暑の胃腸ケアに!

いちじくを切ると、白い乳液のような果汁が出てきますよね。この白い汁の中には「フィシン」と呼ばれるたんぱく質分解酵素が豊富に含まれているんです。残暑疲れで胃腸が弱っているときや、肉料理を食べすぎてしまった時など、いちじくは胃腸の負担を軽減してくれるのでおすすめです!

残暑の疲労回復に!

いちじくには、実は柑橘類に多いイメージがあるクエン酸も含まれているんです。クエン酸は体内の疲労物質「乳酸」の代謝をサポートすることで、疲れがたまりにくい体作りをサポートしてくれます。気温の変動が大きい初秋のお疲れ予防にも欠かせない食材なんです!

エイジングケアに!

いちじくの赤い色の正体は「アントシアニン」と呼ばれる色素成分。これは細胞の老化の原因となる活性酸素の働きを抑える抗酸化力が高く、エイジングケアをサポートしてくれます。果肉に豊富なビタミンEも同じく抗酸化力が高い栄養素。このように、いちじくはエイジングケアにおすすめの秋の果実といえます。

便秘予防!腸活のサポート

いちじくには食物繊維も豊富に含まれています。特に、腸の働き(整腸作用)をサポートする水溶性の「ペクチン」が豊富です。腸内環境が整っていると、便秘になりにくく吹き出物など肌トラブルの予防にもつながります。
「美腸は美肌のもと」ですので、便秘がちな時や肌荒れが気になる時には是非、旬のいちじくを食事に取り入れてみて下さいね!では、筆者おすすめのいちじくの食べ方をご紹介しましょう。そのままでもおいしいですが、ひと手間かけてアレンジするだけで新たなおいしさを楽しめますよ!

いちじくの食べ方アイデア6選

いちじくは、お洒落フルーツのイメージがあるかもしれませんが、食べ方はいたってシンプルが一番。筆者のおすすめはこちらの6つ。
・皮をむいてくし切りにし、器に盛ってはちみつをひと回し
・皮ごとミキサーに入れ、飲むヨーグルト・甘酒とあわせてスムージーに
・皮をむいて一口大に切り、サラダにトッピングしてオリーブオイルをひと回し
・皮をむいてくし切りにし、生ハムを巻いておつまみに
・皮をむいてざく切りにし、砕いたクラッカー・マスカルポーネチーズと合わせ即席パフェに
・皮ごとくし切りにして、白身魚の切り身と一緒にオリーブオイル・バルサミコ・はちみつ塩でソテーに

いちじくは果実の割に甘さが控えめなので、デザートにはもちろん料理にも合わせやすいんです。気になるアレンジあれば、是非お試し下さいね。この秋も旬の味覚を楽しみつつ、体の内側からキレイを磨きましょう!

國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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