2023-01-21
わが家の第1子である息子が生後間もないころの話です。私は初めての育児にてんやわんやの毎日。特に息子は寝つきが悪く、夜の寝かしつけにとても時間がかかりました。また就寝してからも横にいて添い寝や授乳をしないとすぐに起きて泣いてしまうので、夜中もほぼ付きっ切りでした。息子がぐっすり寝てくれているわずかな隙間時間で、私は皿洗いや洗濯などやり残した家事を終わらせるようにしていたのですが……。
寝かしつけをする際、疲れてうっかりそのまま息子と一緒に寝てしまうことも多々。その日も私は1時間ほど寝てしまい、目が覚めてリビングに行くと、そこには夕飯の食器がシンクに置きっぱなしの状態。そしてソファに寝転がってゆっくりとテレビを観る夫の姿が……。さらによく見ると、足元には乾いた洗濯物が散乱しています。
この状態を見て私はなんだかとても虚しくなりました。「やっと息子が寝てくれたのに私は全然休めない。夫ばかり休んでズルい……」という気持ちでいっぱいになりました。
夫は一生懸命働いていて、当時私は育休中だったので、育児・家事は私の担当。仕事で疲れて帰宅した夫に私のやり残した家事を強要するのも違う気がしました。しかし、なかなか寝てくれない息子相手に私はいっぱいいっぱいになっていたのです。
それに気付かず、夜はテレビやゲームなど自分の好きなことをしてリラックスする夫。そんな夫を見てイライラする私。そのような日々が積み重なって夫婦間での会話が減り、ギクシャクした関係になってしまいました。
さすがに夫も夫婦関係が良くないことには気付いた様子。私もこのままではよくないと思い、私たちは話し合うことにしました。私は「寝かしつけが本当につらい。その後にやり残した家事をするのはもっとつらい」と夫に伝えました。
察してくれない夫には、最初からきちんとSOSを出すべきだったと私も反省。そして、夫に強要することはせずに、手伝ってくれたときには「ありがとう」と感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切だと思いました。
私たち夫婦は試行錯誤の末、「寝かしつけまでに私がすべての家事を終わらせる。その間、息子の世話は夫がする」という方法で落ち着きました。うまくいかない日もありましたが、日々感謝の気持ちを伝えているおかげか、今では夫が家事の面でも助けてくれるように。おかげで夫婦関係も改善し、第2子を授かることができたのでよかったです。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
作画/キヨ
著者:都 うめこ4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
関連記事
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコン顧客満足度ランキング
オリコン顧客満足度ランキング
プレゼント特集