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<16歳の母>命の大切さを知った女の子。「中絶か出産か……」妊婦が選んだ道とは?

2023-03-21

16歳で母になった少女の出産までの道のりを描いた「助産師が見た、奇跡の出産物語」。現役助産師が命の現場で見たリアルとは――。16歳の紗季さんは、別の高校に通う彼氏と交際中に妊娠していることが判明。病院で出会った助産師や患者さんと心を通わせながら、時に戸惑いながら母になっていく姿を追います。

病院で出会ったママさんのお産体験は、買い物中に突然訪れました。不安と緊張の中、現場にいた方や電話越しの主治医、そして隣でずっと寄り添っていたパパさんに助けられた、とても心の温まるエピソード。みんなのおかげで、大切な命が救われたのです。

この話を聞いた紗季さんは感動していました。そして主治医の説明を聞く紗季さんのは、ある決断をしてたようで……!?

紗季さんの大きな決断とは?

16歳の母〜助産師が見た、奇跡の出産物語〜 7
16歳の母〜助産師が見た、奇跡の出産物語〜 7
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※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。

16歳の母〜助産師が見た、奇跡の出産物語〜 7
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「救急車が来たときには無事に出産は終わってました」。病院で出会ったママさんの心温まる出産エピソードを聞いた紗季さん。その場に居合わせた人たちはもちろん、「道路で道をあけてくれた人」「病院まで見守ってくれた人」など、この出産に多くの人が関わり協力してくれたことを聞いて、あらためて新しい命が生まれることへの尊さを感じました。

そのとき、ナースさんに呼ばれて主治医の元へ向かった紗季さんとお母さん。紗季さんは妊娠10周目に入っており、赤ちゃんも順調に育っている様子。先生は話を続けていきます。「島津さんは16歳です。自分の人生のこと、赤ちゃんのことを考えてあとはご家族とどうするのか決めてください」と告げ、中絶に関しても説明しました。それを聞いた紗季さんは「お母さん!私……!」と何かを伝えようとしますが、「話は後で聞くわ」と遮るお母さん。その後、両家の話合いで決めることに。

彼氏の哲くんの両親からの謝罪に、「2人でしたことですのでどちらが悪いというわけでは……」と言うお母さん。すると、両家の話を割って入るように「私、産んでちゃんと育てたいと思っています」と力強い口調で紗季さんは言いました。哲くんもその気持ちは同じようです。

これに哲くんのお父さんは「お前たちに育児なんかできるわけない」と厳しい口調で言い、2人は言葉を詰まらせてしまいました。

紗季さんと哲くんの想いはもちろん尊重されるべきですが、まだ社会の厳しい現実を経験していない16歳の2人に語気を強めてしまうお父さんの気持ちもわかります。育児をしていくことは簡単なことではありません。後悔のない決断をしてほしいですね。

作画/ふらみんこ

「16歳の母〜助産師が見た、奇跡の出産物語〜」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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提供元:ベビーカレンダー

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