股関節の動きを改善して綺麗にダイエット

私たちの脚の付け根(股関節)の周りには、たくさんの筋肉があります。股関節の動きが悪くなると、これらの筋肉が徐々に衰えて、ダイエットも困難になってしまいます。若々しい姿勢や動作を保ち、太りにくい身体を維持するためにも「股関節」周りの動きを改善しましょう!

人体最大の関節「股関節」は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ大きな関節で、肩関節同様に多方向に大きく動く球関節です。
股関節周りには、お尻(臀筋群)・前もも(大腿四頭筋)・内もも(内転筋群)・腿の裏側(ハムストリングス)・腿の外側(大腿筋膜張筋)・上半身と下半身をつなぐ腸腰筋(ちょうようきん)など、たくさんの筋肉があります。股関節をスムーズに動かすためには、多くの筋肉が連携して動いているのです。

股関節の動きが悪いと起こること

股関節の動きが悪くなると、股関節を動かしていたたくさんの筋肉が徐々に衰えていきます。そして、筋肉が落ちて代謝が低下してしまいます。代謝の悪化や股関節周りのリンパの流れの悪化により、老廃物が溜まりやすくなります。そして体脂肪も燃焼しづらくなり、ダイエットも困難になってしまいます。

ダイエットの要「股関節」を動かそう

脚腰周りの筋肉や体幹部の筋肉などを中心に、全身の筋肉を総動員させるイメージで身体を動かしてみましょう。
1:腿の内側と腰のストレッチ

参考動画 【颯爽と歩くための股関節ストレッチ・腰痛解消!
大きく両脚を開いて立ちます。この時、足のつま先はやや外側に開きます。
深く腰を落としながら、両手を左右それぞれの膝あたりに添えます。この時、膝の向きと足指の方向を揃えましょう。
息を吐きながら右手で右内ももを外側へ押しながら上体を左へねじります。
そのまま息を吸い、息を吐きながら上体を正面に戻します。反対側も同様に行います。
2:腸腰筋を鍛えながら股関節の動きを改善

参考動画 【【美腹】下腹スッキリももあげ】
両脚を腰幅に開いて立ちます。その場で腿を高く上げて足踏みをします。この時、上げた脚の膝を反対側の手で軽くタッチします。左右交互にリズミカルに、1〜2分間行いましょう。

股関節の動きを改善して綺麗にダイエット

股関節の可動範囲が広がることで、運動時はもちろん日常生活の動作も大きくなって代謝が上がり太りにくくなります。
股関節周囲を鍛えることで、股関節の安定性も改善されます。その結果、座る・立つ・歩く・跳ぶ・蹴るなどの日常動作がスムーズになり、生活の質の改善にも繋がります。
毎日がアクティブになって、姿勢や血流の改善にも繋がり、太りにくい身体づくりにもなる大切なポイントが、今回フォーカスした「股関節」です。
両脚の付け根で私たちの上半身と両脚を繋いでいる股関節は、体重を支える重要な役割も担っています。
つまり、股関節の動きを改善するダイエットは、太り過ぎを解消して、大切な「股関節」の負担を軽減する意味でも大切なポイントです。
エクササイズを習慣化して、滑らかに動く股関節を保っていきましょう!
いつもあなたの健康美容を応援しています♪

O:K.和男.( ウォーキング・プロデューサー)
《プロフィール》
姿勢と歩き方の質を磨いて夢を引き寄せる専門家。芸能・健康・美容業界で、30年・10万人以上への指導経験を基に「座り方・立ち方・歩き方をヘルスマネージメントやセルフイメージ向上に活かし、心身を整え、自信を養い、思考・行動・印象を進化させる」方法を提唱。
「心が上がる姿勢!プロポーションが良くなるウォーキング!」TV・ラジオ出演・専門誌への執筆活動。社員の健康、印象向上セミナー、アドバイザリー契約による商品開発・PR活動を行う。エグゼクティブ専門パーソナルトレーニング&ウォーキング指導も好評。
《保有資格》
・ヨネックス株式会社 オフィシャルアドバイザー
・公益財団法人日本スポーツ協会「公認スポーツプログラマー」
・肥満予防健康管理士
・一般社団法人日本肥満予防健康協会認定名誉講師
・一般社団法人 日本ボディデザイン協会 代表理事
・一般社団法人 日本マーケティングコーチ協会認定コーチ
・音声配信マーケティングコーチ
・JNWLノルディック・ウォーク公認指導員
・NESTA PFT (National Exercise & Sports Trainers Association/パーソナルフィットネストレーナー)
・化粧品検定1級
・赤十字救急法救急員
・フィットネスセールスディレクター