2023-07-04
原材料価格の高騰や円高、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で、昨年から物価の上昇が続いています。総務省が2023年6月23日に5月の消費者物価指数を公表し、生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より3.2%上昇したとのことです。そんな中、浜銀総合研究所の遠藤裕基氏が独自に「赤ちゃん物価指数」をつくり、物価の動向をまとめています。
赤ちゃん物価指数は、消費者物価指数を算出するために総務省が調べている582品目のうち、粉ミルク・乳児服・紙おむつ(乳幼児用)・人形・玩具自動車の価格動向から算出したもの。
その結果、赤ちゃん物価指数は6.9%も上昇しており、消費者物価指数の倍以上となっているとのこと。これは過去最高レベルなのだそう。遠藤氏は、今後も赤ちゃん物価指数の高止まりが続くと予想しています。
価格が上昇し続ける一方で、子育てに関する手当や実質賃金は変わらず……。しかし、2023年後半以降は値上がりのペースも落ち着いてくると期待されています。とはいえ、元の物価水準に戻るのには時間がかかりそうですね。
みなさんは赤ちゃんに関わる物の高騰を実感していますか? 下記のコメント欄の【編集部からの質問】に、実感している方は+を、していないという方は-を押してください。
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