2023-08-02
マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。夫から強いられるルールや会社の同僚からの迷惑そうな態度に、どこにも居場所がないと感じていた、マチ子さん。我慢の限界を迎えたマチ子さんはついにブン太との離婚を考えますが、ひとりで暮らしていけるほどの貯金もなく、つわりで働くこともできません。そのため社会復帰するまでと言い聞かせ、半分ルールに徹しようと決めます。ブン太はそんなマチ子さんの気持ちを知るはずもなく、つわりを我慢して作った夕飯を前に満足そうにしていて……。
私は夫との離婚を目標に、まずはつわりを乗り切ることだけを考えます。
しかしある日、派遣会社から電話がかかってきて……。
派遣会社から、派遣先の会社との契約が打ち切られたと連絡を受けたマチ子さん。
長くても16週までと聞いていたつわりも終わる気配がなく、なにもかもうまくいかないと思い詰めるように。
「楽になりたい…」とマチ子さんは思いますが、どんなに苦しくても、やっぱり子どもには会いたいと考えなおします。
ブン太とも今後のことをしっかり話し合おうと決めますが、この日ブン太は、家に帰ってきませんでした。
職を失ったことで、生きる希望まで薄れたマチ子さん。
おなかに命を授かったまま、助けを求める場所がないのは耐えがたいものです。
今回は何とかなりましたが、このままでは心が消耗していくばかり。
近くに相談する人がいない場合は通っている産婦人科や行政に頼るなど、すこしでも心を軽くできる道を見つけてほしいですね。
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