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「診断が欲しくて来たの?」発達障害は甘え…!?医師に怒鳴られトラウマに<支援級に移籍するまで>

2023-09-11

もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。

発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。後日、発達検査の結果を聞くため、もっつんさんは小学校を訪れました。

検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。

スクールカウンセラーの花雲先生から丁寧な説明を受け、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに、理解が深まってきたもっつんさん。「ここならタクも授業に集中できそう」と思えたようです。

夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。

花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ行くと……。

高圧的な医師に否定され続け…

#支援級に移籍するまで 38

※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。

#支援級に移籍するまで 38
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これまで多くの人に関わってもらい、いっぱい泣いて悩んで、ようやく診断を受けるために勇気を出して病院を訪れたのに、そこで待ち受けていたのはとんでもない医師でした。

ちょうどこのころ、いろいろと悩み事が重なり精神的に参っていたもっつんさんにとって、この経験はトラウマになってしまいました。初対面の男性医師に何度も肩を叩かれ、怒鳴られ、否定され……、目の前が真っ白になったそうです。

医師は長年の経験をもとに、タクくんともっつんさんの状況について見解を述べたのかもしれません。しかし、高圧的な態度で自分の考えを押し付けるような発言をされては、悩める母親は救われないのではないでしょうか。もっつんさんは心に深い傷を負ってしまいました。

その後、もっつんさんは帰宅してから病院で起きたことのメモを取り、すぐに花雲先生と市役所の社会福祉の窓口に相談に行ったそうです。何かトラブルに巻き込まれてしまったときには、しかるべき場所に相談に行けるよう、記録を残しておくことも大切ですね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

もっつんさんは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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提供元:ベビーカレンダー

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