2023-11-14
秋冬は気温や湿度の低下から肌の乾燥を感じやすくなるため、乾燥対策や保湿力を高めるものとして美容液や美容オイルを活用する人も多いのではないしょうか。保湿とは聞くけど、どう違うのかわからない、肌タイプや肌悩みにはどちらが良いの?と言う人のために、今回はエステティシャンの筆者が美容液とオイルの違い、悩み別に向いているアイテムをお教えします。
秋冬は気温の低下による冷え、乾いた空気によって肌の水分量が低下し、その結果、乾燥、カサつき、うるおいのなさ、粉っぽさ、かゆみを感じやすくなります。乾燥を加速させず、肌のコンディションを保つためにも日々の保湿ケアが大切です。保湿力を高めるスキンケアアイテムはたくさんありますが、今回は「美容液」「オイル」の違いについてご紹介します。
「美容液」は水分ベースでできていて、保湿や美白、エイジング成分などが配合されているものです。「オイル」は油分ベースでできていて、植物などから抽出したオイル、植物の持つ美容成分などが含まれています。どちらも“肌にうるおいを補う” “保湿力を高める”という肌に対する目的は似ていますが、水分と油分といったベースが違うため、肌の特徴や悩みによって使い分けるのがおすすめです。
〈秋冬におすすめの美容液〉美容液もさまざまなタイプがありますが、秋冬の乾燥対策には「保湿成分」(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど)が配合されたものがおすすめです。
〈特にこんな肌や悩みにおすすめ〉・カサつきや粉っぽさを落ち着かせたい・しっとりよりもみずみずしくうるおわせたい 場合は水分ベースの美容液がおすすめです。〈使い方〉洗顔後、化粧水で角質層を整えます。保湿成分が配合された美容液を手に取り、顔全体になじませます。乾燥しやすい頬、フェイスライン、おでこ、口元、目元はたっぷりめに重ねましょう。このあと、乳液、クリームで仕上げます。角質層に保湿成分が浸透し、うるおいで満たされると肌がみずみずしく、もっちりとした仕上がりになります。
〈秋冬におすすめのオイル〉オイルもさまざまなタイプがありますが、秋冬の乾燥対策には「ホホバオイル」「スイートアーモンドオイル」「アルガンオイル」がおすすめです。この3タイプはオイルの中でも肌なじみがよく、保湿力が高いです。
〈こんな肌におすすめ〉・カサついた肌をしっとりうるおわせたい・乾燥によるひりつき、かゆみを落ち着かせたい 場合は油分ベースのオイルがおすすめです。〈使い方〉しっとりうるおわせたい場合は、洗顔後、化粧水で角質層を整えます。オイルを3滴〜5滴ほど手に取り顔全体に広げます。乾燥しやすい頬、フェイスライン、おでこ、口元、目元はたっぷりめに重ねましょう。このあと乳液、クリームで仕上げます。うるおいを補い、しっとりとした仕上がりになります。
乾燥によるひりつき、かゆみを感じる場合は、バリア機能が低下しているため、洗顔後すぐにオイルを3滴ほど手に取り、手のひらでなじませるとバリア機能の保護の役割となります。このあと、化粧水で角質層を整え、乳液、クリームで仕上げます。
美容液やオイルは保湿効果があるとわかっているけど、種類があり過ぎてどういった基準で選べばいいのかわからない、肌の悩みや仕上がりにはどちらを使えば良いか迷うと言う人はぜひ参考にしてみてください。
寒川あゆみ( エステサロンオーナー・美容家・美容ライター)
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思いからサロンを開業。現在はサロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。
《資格・実績》
・エステサロン運営(現在はフェイシャルエステ、ボディマッサージ施術/過去に痩身エステ、脱毛経験あり)
・レッスン講師(スキンケア、マッサージなどのマンツーマンレッスン、専門学校、企業、イベント等)
・ヘアメイク学科卒
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