ホーム コラム > グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは<子宮全摘記録>

グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは<子宮全摘記録>

2023-11-25

2017年8月ごろからめまいに、2022年の冬ごろには貧血に悩まされることになったカンノさん。大学病院でMRI検査を受けたところ、多発性粘膜下筋腫(複数の腫瘍があり特に出血しやすいタイプの子宮筋腫)と診断されてしまいます。そして、2023年4月に子宮全摘手術を受けることが決定。手術前日から入院することになって……。本作は5年弱の長きに渡る、著者・舘乃夕華(かんのゆうか)さんの闘病記録を描いた作品です。

※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。

どうしても好奇心が抑えられない…!

手術日が2023年4月3日に決まり、手術前日の4月2日から大学病院に入院したカンノさん。明日の手術までにおなかの中をきれいにしておくため、看護師さんに渡された下剤を飲んだところ、効き目が強すぎたのか深夜に計9回も病室とトイレを往復する事態に。睡眠不足で手術当日の朝を迎えたカンノさんのもとに、看護師さんから「手術は予定通り9時から開始です」とのアナウンスがあって……。

グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは #子宮全摘記録 8
グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは #子宮全摘記録 8

※看護士→看護師

グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは #子宮全摘記録 8
グロくても…見たいものは見たい!私が看護師さんにした「お願い」とは #子宮全摘記録 8

手術のおよそ1時間前、看護師さんに続いて担当医師が病室に現れました。すると、医師は今までの態度と打って変わってガッツポーズをしながら「頑張りましょう!」と元気に声をかけてくれたのです。このときのことを「いい意味で医師の印象がガラリと変わった」と振り返るカンノさん。やる気があることをしっかり言葉に出して伝えてくれたら、患者さんも「この人に任せよう」と安心できますよね。

その後、予定時刻が迫り看護師さんとともにオペ室まで歩いて移動することに。移動中、カンノさんは今言うことかもしれないけど……と思いながらもどうしても聞いておきたく、看護師さんに「手術中に切ったものってあとで見れますか?」と尋ねます。看護師さんは微笑みながら「たまにそういう人もいらっしゃるんですよね」と答え、医師に確認してくれるとのことでした。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「全身麻酔で何秒くらい意識を失わずにいられるか挑戦しよう」というチャレンジに加え、ドキドキしながら切除した部位を見せてもらえるかを病院側に尋ねるカンノさん。漫画家なだけあって、未体験の物事に対する好奇心の強さはさすがですね。果たして手術後にカンノさんは切除部位を見ることができるのでしょうか。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/助産師 松田玲子

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ムーンカレンダーサイトはこちら!

関連記事

提供元:ベビーカレンダー

Facebook
P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ