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お部屋に春を持ってこよう! フラワーアレンジメントの基本

いよいよ春本番。花を飾って部屋のなかも春づかせてみませんか? 部屋に花を飾ると、たった1本でも雰囲気が明るくなりますし、心も和みます。


部屋に自分でアレンジした花を飾るようなステキ女子には憧れるけど、何から始めれば良いのかわからない! というあなたに、吸水スポンジを使ったフラワーアレンジメントの基礎を紹介します。

■用意するもの
・花バサミ(とりあえずこれを持っていれば、ほとんどの花はカットできる。100円ショップでも購入可能)
・吸水スポンジ(花屋で購入可能)
・花
・花器(今回はバケツ型、鉢型の想定で紹介します)

■花の選び方
まずは難しいことは考えず、自分の好きな形や色の花で作ってみましょう。花のラインナップとして、以下の4つのタイプの花を組み合わせるとアレンジしやすくなります。

A. 主役になる花(個性的な形のものや、大輪の花 例:ユリ、ひまわり)
B. 花弁が集まっている花(主役、準主役になれる花 例:ガーベラ、バラなど)
C. 小花、空間をうめる役割の花(全体にボリュームを出す役割も。例カスミソウ、スターチスなど)
D. 直線的、曲線的な花(流れや動きを出す役割 例:キンギョソウ、イキシア)

慣れないうちは予算(初心者は500円〜1000円くらいが妥当)を決めて花屋さんに作りたいイメージを伝えて見つくろってもらったり、あらかじめミニブーケとして売られている花で挑戦するのもオススメ。

花は傷がなく、乾燥していない、色がきれいなものを選びましょう。葉も忘れずにチェック。葉に勢いがなかったり、傷や穴があるものも避けて。

■吸水スポンジの準備
1. パン切りナイフ、カッターナイフなどで器より少し大きめにカット。
2. バケツなどに水を入れ、その中に浮かべて自然に水を吸わせる。
(手で押したりしない)
3. スポンジが沈んだら取り出し、器の大きさにあわせて側面をカット。
4. 高さを決める。器から2〜5センチ上に出るようにしてカット。
5. 面取りする。角があると花を挿しにくく、アレンジが崩れる原因になるので角をカット。
6.面取り後、再度ジョウロなどで水を補給する。

■花を挿す
1.余分な葉を整理する(スポンジに挿す部分は特に小さな葉まできれいに取り除く)
2.茎を斜めにカット(切り口から水を十分に吸い上げられるよう、切り口の面積が大きくなるようにカットする)
3.主役の花、大きい花から順番に挿す(茎に近い部分を持ち挿す。挿し方が浅いと十分に水を吸わなかったり倒れたりするので注意。茎が2〜3センチうまるように挿す。)

主役をセンターに挿した後、準主役の花を挿しておおよそのアウトラインをつくる。間を埋めるように、小花や動きのある花を挿してさらにアウトラインを確定していく。

■挿し方のポイント
・1点を基点に放射状に挿し、茎同士が交差しないように
・こんもり山型になるように意識して、360度どこからみてもきれいに見えるよう気をくばる(壁を背景に置く場合は後ろ側はささなくて良い。)

■配置のポイント
・全体的に大きい花を低い位置、小さい花を高い位置に挿すとバランスよく見える
・濃い色の花をなるべく中心近くに寄せると安定感が出る
・左右非対称に配置すると単調にならない

どんな花を飾ろうか、どんな風に挿そうかあれやこれやと想像力をはたらかせて自分らしいアレンジをつくってみましょう。花屋に行くところからはじまり、アレンジ後、花のある空間で過ごす時まで、きっとずっと楽しい気分が味わえますよ。さっそく花屋さんへ行ってみましょう!

(金沢 霞)


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