独身時代は毎朝きちんとフルメイクをしていたけれど、いまはそこまで手が回らない…。とくに子どもが生まれると、忙しくてばっちりメイクをできないこともあります。そんなポーチのこやしになりやすいのが「チーク」です。あまり使わないけれど、捨てるのはもったいない! そんな放置しがちなチークの活用法を紹介します。
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1:リップカラーにリップクリームで保湿した唇にチークをプラスすると、自然な発色を楽しめます。リップの上から指やパフなどで軽くたたくだけでOK。口紅だけ浮いた感じになってしまいがちなナチュラルメイクにもなじむので、あっさりメイクの人にもぴったりです。透明のグロスに混ぜても活用できます。
練りチークの場合は、リップペンシルがわりに使ってみては。唇が荒れやすい人にも使いやすいようです。
2:マニキュアに混ぜるコンパクトを落として粉々にしてしまったチークを、どう処分したらよいものか? そんなときにダメ元で透明のマニキュアに混ぜてみたら、意外と使えるアイテムになりました。
チークを細かく砕いたら、マニキュアの中に入れて混ぜるだけ。ラメ入りならその光沢が出るし、薄付きなのでさりげなく付けられるのがうれしいところ。使い切れなかったアイシャドウでも応用できます。自分だけのオリジナルカラーを作るのも楽しいですよ。
3:アイシャドウとして結婚式やパーティーなどにお呼ばれしたとき、わざわざメイク用品をそろえるのは面倒ですよね。年に数えるほども出席する機会はないし…。
そんなときは、アイシャドウとして活用するのもアリ! チークは頬につけなくてはならないなんて決まりはありません。ピンクやオレンジの色味が目元を華やかに演出するので、いつもと違った表情を楽しむことができます。
4:コンシーラーとしてファンデーションや日焼け止めにチークを混ぜれば、コンシーラー代わりにも使えます。老け顔の原因となるシミやクマを消すにも最適です。
また、ブラシにチークを薄くつけて、生え際や顎のラインにのせると、小顔効果も期待できます。ただし、手持ちのチークのカラーや付け方によってはぼんやりした印象になってしまうので、お出かけ前に練習したほうがいいでしょう。
チークを使えば健康的な印象を生み出せるけれど、意外と使い方が難しいですよね。子どもっぽい印象になってしまうなどの理由で、持っているものの使わない人もいるかもしれません。そんな家に眠ったチークは、これらの方法で再利用してみませんか?
逆にチークが必要なときは、口紅を活用するのもアリ。化粧品のアレンジ方法を覚えておくと、不要なアイテムの整理にも役立ちますよ。
(丸部りぃ)