働くママにとって、1日でもっとも忙しいといえる時間帯が朝。自分の身支度に加え、子どものお世話や保育園などへの送りなど、毎朝バタバタという人も多いはず。ゆっくりメイクをしている時間はないけれど、ノーメイクで会社に行くわけにもいきません。「これだけやっておけばキチンと見える」という、時短メイクのコツをご紹介しましょう。
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■ベースはBBクリームにお任せ下地やファンデーション、日焼け止めなどが1つになったBBクリームは、時短メイクの強い味方。ベースメイクは、BBクリーム1本で済ませてしまいましょう。
ポイントはムラなく均一にクリームを広げること。一度BBクリームを手のひらで伸ばしてからたたき込むように肌に塗ると、スピーディにムラなく仕上がります。ヨレやすい小鼻や目元のみ、スポンジで丁寧に伸ばしましょう。
油肌性の人は柔らかすぎるテクスチャーだとヨレやすく、敏感肌の人は硬すぎるテクスチャーが負担になることも。肌の色もBBクリームのカラーで決まってしまうため、自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
■眉で印象を変える朝忙しいときは思い切ってアイメイクは省略。その分、見た目の印象を左右する眉はちゃんと描きましょう。
時短メイクに役立つアイテムが眉マスカラです。まずは眉の毛流れと逆向きにブラシを動かし、その後、毛流れに沿って薄く塗っていきます。ブラシを眉に押しつけず、軽くとかすようにして塗りましょう。最後に眉尻などの足りない部分をペンシルで描き足せばOKです。
もし時間がある場合は、アイホール全体にパールベージュのアイシャドウを。チップを使わず、指のお腹でふんわりとのせます。
■チークで肌全体の血色アップ肌の血色が悪いと、どんよりとしたお疲れ顔や、老けた印象に見えることも。時間をかけずに、肌に明るさと立体感をプラスできるのがチークです。
肌なじみがよいのは、頬が上気したような血色に見せてくれるコーラルピンク。色黒肌の人はオレンジ寄り、色白の人はピンク寄りのカラーがおすすめです。笑顔になったときに頬の一番高くなる部分にブラシをのせるようにしましょう。
肌と眉、チークさえおさえておけば、たとえほかは手抜きでもキチンとした印象に見えるものです。時間がなければ、マスカラやリップは会社についてからサッとつけてもOK。コツをおさえた時短メイクで、朝のバタバタを上手に切り抜けたいですね。
(加藤 朋実)