オーストラリアの人は、簡単でおいしいレシピの達人。いかにして、労力をかけずにおいしいものをつくるかをつねに考えています。カフェのメニューもシンプルなのにデリシャス!
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今回は、手軽にできるオーストラリア流のフレンチトーストのレシピを紹介します。短時間でつくれるので、朝の忙しい時間にもおすすめです。
■お手軽! オージー定番フレンチトースト〈材料〉食パン(お好みでどんなパンでもOK):2枚
卵:2個
生クリーム:卵1個分と同じ程度
サラダ油:大さじ1
お好みのフルーツ:適量
メイプルシロップ:お好みで
さすがオージー、カフェのメニューも目分量です。決まりはありません。自分が「おいしそうだな」と感じるようにつくるのが一番の秘訣。それでも、めったに失敗しません。お好みでつくってください。
〈作り方〉
- 卵と生クリームを混ぜあわせて卵液をつくる。卵白がくずれるようにまぜるのがポイント。
- 食パンを卵液につける。余裕があるときは10分ぐらい。時間がないときは5分程度でOK。
- サラダ油をひいたフライパンで焼く。残りの卵液を食パンにかけて、片面が茶色く色づいたらひっくり返す。反対側も茶色く色がつくまで焼く。
- お皿に盛りつけて、お好みのフルーツとメイプルシロップをかける。フレンチトースト自体が甘くないので、ベーコンやソーセージをトッピングしてもおいしいです。
■トッピング次第でおかずにもおやつにもなるフレンチトーストやスコーンなど日本では甘いイメージのメニューが、オーストラリアでは「必ずしもそうとは限らない」と認識をあらためることがよくあります。甘くするのもしょっぱくするのもあなた次第。自由度が高いメニューができあがるのです。
カフェを訪れるお客さんも、焼きバナナ、いちご、ベーコン、ソーセージなど、好みでいろいろなトッピングを楽しんでいます。
なかでも、驚きのトッピングは焼きトマト。フライパンで、なかがグツグツになるまで焼いたトマトと一緒に食べると“おかずフレンチトースト”になって、とてもおいしいです。
卵液に砂糖を使わないオーストラリア流のフレンチトーストは、甘いものが苦手な方でも楽しめます。一見合わなさそうな組みあわせも、食べてみるとおいしいことがあります。オーストラリア流のお手軽フレンチトースト、とても簡単でおいしいのでぜひ一度お試しください。
(Black sky)