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未来に伝えたい美味しい絶景!天然の和菓子 「紅干し柿」


硬くなってからも楽しめる! 干し柿の意外なアレンジ術
そんな「紅干し柿」もいよいよ12月中旬、完成の時を迎えます。やはり「できたてをそのままいただくのがイチバン!」だそうですが、産地ならではの「紅干し柿」アレンジ術も教えていただきました。

▼硬くなってしまった干し柿を元に戻す裏ワザ!
緑茶をかけて、20〜30分ほど置いてから、お茶の水気をきり、冷蔵庫で冷やすと、柔らかな干し柿に。そこにきな粉をかければ、簡単和スイーツが完成です。

▼刻んでサラダに 酢の物に
硬くなった干し柿の良さを生かすなら、スライスして、食べる直前のサラダに和えてみましょう。他の食材やドレッシングの水分を程よく吸って、食べごろに。大根、酢と和えれば柿なますに。干し柿の甘さと酢のハーモニーは最高です。

▼チョコレートとも相性抜群
産地でも人気のアレンジは、「チョコとせんべいと干し柿と」。食べやすい大きさに切った干し柿と、割った煎餅を、湯煎した板チョコレートでまとめると、干し柿の甘さとせんべいの香ばしさが後を引く美味しさに。



他に、「干し柿の洋風揚げ」という意外すぎる食べ方も。干し柿のヘタをとって、下半分に衣をつけて揚げ、食べる直前にマヨネーズをトッピングするのがポイントだとか。

上山の気候風土、先人の知恵、寝る間も惜しむ苦労、それらが折り重なって初めてできる「紅干し柿」は、ドライフルーツというより、モノを加えず「こと」を重ねることで作り上げられた、珠玉の和菓子。苦労を知って大切にいただくことが、上山にしかない「紅干し柿」づくりの景色を絶やさない一歩につながるのでは、と思いました。みなさんも上山だけの冬の味覚、味わってみませんか?


・「紅干し柿」のお取り寄せ先
山形農業協同組合オンラインショップ
http://ja-yamagata.net/


取材協力/
・山形県上山市
http://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/
  
(篠原久仁子)

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