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ガン予防やアンチエイジングに! 注目成分「スルフォラファン」の魅力とレシピ


「スルフォラファン」を含む食べ物とは?
スルフォラファンを含むのは、すでに挙げたブロッコリーやカリフラワーのほか、キャベツ、ケールなどのアブラナ科の野菜です。

なかでもとくにスルフォラファンが豊富なのは、「ブロッコリースプラウト」「ブロッコリースーパースプラウト」と呼ばれる、発芽してまもないブロッコリーの新芽です。「ブロッコリースプラウト」と「ブロッコリースーパースプラウト」はいずれもカイワレ大根に似ていて、両者のちがいは成長具合の差です。


▼ブロッコリースプラウト
発芽から1週間ほど成長させたもので、スルフォラファンを成熟ブロッコリーの約7倍含む

▼ブロッコリースーパースプラウト
発芽3日目のブロッコリーの新芽で、スルフォラファンを成熟ブロッコリーの約20倍含む

ちなみに、スルフォラファンを高濃度に含む「ブロッコリースプラウト」と「ブロッコリースーパースプラウト」は、ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授のポール・タラレー博士が予防医学のために開発した特許商品。日本では村上農園が、同大学の指導のもと栽培に取り組んでおり、最近はスーパーでも見かけるようになりました。

「スルフォラファン」を効率よく摂取するコツ
スルフォラファンを効率よく摂るなら、手っ取り早いのは、ブロッコリースプラウトやブロッコリースーパースプラウトのようなスルフォラファンの含有量が多いものを食べることですが、ほかに以下のようなポイントがあります。

(1) 生で食べる

スルフォラファンは植物体内では「スルフォラファングルコシノレート(SGS/グルコラファニン)」という、スルフォラファンになる1つ前の状態で存在しています。ここからスルフォラファンが生成されるには、ミロシナーゼという植物にもともと含まれる酵素が必要なのですが、ミロシナーゼは熱に弱いという特性があります。そのため、生のまま食べるのがおすすめなのです。

(2) よくかむ、ミキサーにかける
植物に傷がついて細胞が壊れたとき、スルフォラファングルコシノレート(SGS)がミロシナーゼによって分解されてスルフォラファンが生成されます。そのため、食べるときに口の中でよくかむ刻むすりつぶすなどの調理をすることでSGSがスルフォラファンに変化しやすくなります。

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