ホーム エンタメ > 中学受験の不安を聞いてほしかった…母だけが抱え込んだ苦悩/由井家の場合(4)【親たちの中学受験戦争 Vol.17】

中学受験の不安を聞いてほしかった…母だけが抱え込んだ苦悩/由井家の場合(4)【親たちの中学受験戦争 Vol.17】


■前回のあらすじ
塾の宿題をやらない息子・樹に「これ以上落ちこぼれてもいいの!?」と言ってしまった母。すると樹からは「どうせ僕は落ちこぼれだよ、中学受験なんてしたくない!」と言われてしまい…。

樹に言ってはいけない言葉を浴びせてしまった私。出て行ってしまった樹を探しに外に出たのですが…。



小さい頃から昆虫が大好きで、この公園には毎日のように散歩に来ていました。そしていつも私がそばにいるのも忘れるぐらい昆虫に魅入られて、何時間でもみている樹。

そんな幼い頃を思い出しながら、樹のそばにあるベンチに座っていると…。





これまで誰にも相談したことがなかった中学受験。塾とのかかわり方、家庭学習の方法、何より子どもたちを親はどうフォローすればいいのか…書籍やネットからの情報収集を日々行っていました。役に立つ情報もあったし、自分の行動に反省する面もありました。でも、だからといって樹に「これぞ!」という有効なものがなく、私もまたイライラして怒ってしまうの繰り返し…。

まったく見も知らぬ人に声をかけられた瞬間、私は不安や弱音を吐露する相手がいなかったのだと気がつきました。誰でもいいから話を聞いてほしいと私はずっと渇望していたのだと…。

そして思わず本音がこぼれていき…。



(ウーマンエキサイト編集部)

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