■前回のあらすじ
眞規子さんの発案で、ドレス作りを簡単にするアイデアを盛り込むことになりました。すると、驚くほど簡単にステキなドレスが出来上がっていきました…。
最初は「絶対に無理だ」と思っていた衣装作りですが、斬新なアイデアを提案してくれた眞規子さんのおかげで作業は順調そのもの。そして、ドレスが形になっていくにつれ、私もどんどん楽しくなっていました。
作業が一段落し、私たちは衣装を持って幼稚園にお迎えへ。そして、興奮気味に担任の先生に駆け寄りました。
私は、ママ友のおかげで無事に素敵なドレスを仕上げることができました。
そして、今回のことをきっかけに
「衣装をすべて手作りする必要があるのか?」といった声がママたちからあがるようになりました。
「すべて既製品で用意する」「オーダーメイドにする」といった、これまでは出てこなかった案も出てきましたが、劇の内容に合うデザインや子どものサイズに合わせてすべて購入することは実際問題として難しい。また入園する園児の人数の増減、衣装の管理方法といった別の問題も発生していきます。
ママたちや先生方とも話し合って、翌年からは、役によっては安価で購入したり、少しだけの工夫を入れるだけで、衣装作りの手間をかけない風潮が生まれたのです。
まだまだ課題はありますが、今回のことでママ友のありがたみはもちろん、「こうしなければいけない」という固定観念を見直して、自分たちらしく変えていくことだってできるんだ!ということにも気づけてよかったと思います。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
(ウーマンエキサイト編集部)