こんにちは、モンズースーです。
去年の初夏に、果物のびわをいただき食べました。
その時、種や皮を庭に捨てたのですが、しばらくしたら…。
■びわの成長を楽しむことにしたのだが…!?うちは借家なので、勝手に大きく育つ植物を植えてはいけないと思うのですが、周囲は山や林のド田舎で、庭にもたくさんの木が生えていて、大家さんからも家庭菜園や庭の草木の管理は自由にしていいと言われていたので、びわの芽をとらずに少し成長を楽しんでみることにしました。
高価でなかなか食べられない果物なので、次男は大きな木になればたくさん食べられるのではないかと、期待に胸をふくらませていました。
(すぐに実はならないとは伝えたのですが…)
びわの実や葉に悪いイメージがなかったので知らなかったのですが、
びわの木を庭に植えるのは縁起が悪いという考えがあるそうです。確かに調べてみると似たような迷信がたくさんありました。
実際に教えてくれた方の知り合いの方の話しでは、びわの木のある何軒ものお宅で不幸があったそうです。
もちろん因果関係はわかりませんし、信じてはいないのですが、何だか気味が悪い気がしてしまいました。
■子どもの考えはシンプルで正論だった「迷信」や「言い伝え」のような科学的根拠のない昔からのルール。
私は子どもの頃からたくさん聞いていたし、周囲の人が守っているものも多かったので、なんとなく気にして避けてしまっていましたが、それらを一度も聞いたことのなかった次男からしたら、意味の分からない行動だったようです。
子どもの考え方はシンプルで正論でした。考えてみると言い伝えや迷信の中には、昔の人の経験から得た知恵や教訓など、生活に役に立つものもあるかもしれません。
しかし、昔と今の生活スタイルの違いや、科学的に原因が分かったことで、必要のなくなったものも多いように感じます。
びわの木を植えてはいけない理由を調べてみたらいくつかあったのですが、
「ビワの木は広く根を張るので家が倒れる」
「ビワ葉が万病に効くので病気の人が集まる」
など、わが家に関係のない理由だったので、今回はもうしばらく成長を楽しんでみることにしました。
びわは温暖な地域の植物だったようで、私の住んでいる地域では小さな苗木で冬を越せず、枯れてしまいました…。
次男は残念がっていましたが、私はなくなってちょっと安心たような気がします。
関係ないとわかっていても、やっぱり迷信を気にしていたのかもしれません。
(モンズースー)