ホーム エンタメ > フキハラの自覚がない夫に気づいてもらうには/フキハラ夫の向き合い方(5)【夫婦の危機 Vol.137】

フキハラの自覚がない夫に気づいてもらうには/フキハラ夫の向き合い方(5)【夫婦の危機 Vol.137】

■前回のあらすじ
自分の要求が通らずイライラしている義父に「イライラをやめて欲しい。お茶くらい自分で淹れて」と啖呵を切ってしまう碧。その様子を見ていた義母は義父に向き合って「言いたいことがあります」と話を切り出して…。

お義父さんの不機嫌を撒き散らす行動に意見をした私に、お義母さんが味方してくれました。 そしてお義父さん同様の態度を取る夫にも、私は理解して欲しくて…。






小さい頃からお義父さんの態度を見続けた結果、自分の不機嫌な感情を家族にはぶつけてもいいんだと知らず知らずのうちに夫の心に刻み込まれてしまったのかもしれません。

そして私自身も家族を思って働いている夫のためには、多少の不機嫌は我慢しなくてはいけないと思い、「なんで不機嫌なのか?」という理由を探すことはしませんでした。そして結果的に、「とりあえず相手の言うとおりにしよう」とか「しばらく黙っていれば治まるだろう」とそのままにしてしまっていた私の態度こそが結に影響を与えてしまっていたのではないかと思っています。

夫も、私だけでなく義母もじつは家族の不機嫌に無理やり合わせていたと知り、思うことがあったようです。「自分がハラスメントをしていた」という事実にショックを受けながらも、「不機嫌になりやすい傾向にある」と自覚してくれた夫。

誰でも不機嫌になることはあります。でもそれによって家族や周囲が圧力を感じて不安に陥ったり日常生活がうまく営めなくなるような影響が出るのであれば、改善はして欲しい。

夫は、いまでもまだ急に不機嫌な態度を取ったり、黙り込んだりすることが時々あります。でもその後に「疲れていた」「何が嫌だった」と言葉にする努力をしてくれています。私も「今のは止めて欲しいな」とか「疲れてるならそっとしておくね」など声をかけられるようになりました。

私がびくびくと怯えることが亡くなってからは、娘の結も怯える姿はほとんどみかけなくなりました。


(フィクション・スタジオ)

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