ホーム 子育て > 料理好きだった私が思い描いていた「できる主婦像」 新婚当初と出産後で変化したこと【猫の手貸して〜育児絵日記〜 Vol.37】

料理好きだった私が思い描いていた「できる主婦像」 新婚当初と出産後で変化したこと【猫の手貸して〜育児絵日記〜 Vol.37】

ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!

7歳と3歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。

今回は、子どもが産まれる前と後での夕飯作りの様子をお話させていただこうと思います。


私は独身時代から料理が好きでした。独学なのでオシャレなものや手の込んだものは作れないし、決して料理上手というわけでもないのですが、作ること自体は苦になりません。

そんな私が結婚し、いよいよ家事として毎日料理をすることになった頃。

新婚の頃はやっぱり夫に「できる主婦」として見られたいという気持ちもあり、元々好きだった料理には特に気合が入っていました。


夕飯に関しては一汁三菜は基本。栄養バランスと彩りを考え、飽きないように毎日違うメニューに。

夫の帰宅時間に合わせて温かい料理を出せるよう時間も調整。メニューだけじゃなく、料理中の片付けやシンクの後始末にも気を遣っていました。


よく言う「できる主婦は料理をしながら同時に後片付けも済ます」というのをその頃の私は目標にしていて、誰に見られるわけでもないのに、やたら効率を重視して動き回り料理と片付けを並行して行っていました。


しかしその後長女が産まれ、後追いが始まると…




後片付けどころか、料理をする時間すら捻出するのが難しい!

日中は寝る時もずっと抱っこだったので、夕方になってベビーゲートの向こうで泣く娘をなだめつつ最速で料理を作り、なんとか食べさせ、ぐちゃぐちゃのままの台所は隙を見てやるか長女が寝た後ササっと済ませるという感じ。

料理と片付けの同時進行やシンクの掃除までする気力なんて全くありません。


次女が産まれ子どもが2人になると夕方の時間はさらに忙しくなり、料理の時間を取ること自体困難に。


そのため長女がこども園に行っていて次女が昼寝をしている間(長女の時と違い次女はひとりで寝れてました)に夕飯の準備や作り置きをしていました。

次女がいつ起きるかわからないのでここでもスピード勝負!

その頃は食洗機もあったので、必要最低限の食器以外は朝からシンクに溜めっぱなしにして夕飯後にまとめて食洗機に入れていました。


当時は好きだったはずの料理もただ時間がかかる作業としか思えず、とりあえず冷蔵庫にある食材で早く簡単にできるものならなんでもいう感じで作っていました。




そんな感じで姉妹の乳児期は過ぎ、現在は2人ともある程度大きくなり夕飯作りの時間にも余裕が出たわけですが、だからといって新婚の頃目標にしていた「できる主婦」に戻ったかと言うとそんなことはなく。

なぜかというと、7歳と3歳の姉妹を育てている今、その時間は…



小学校とこども園からの帰宅後ずーっっっと喋りかけてくる2人から、唯一距離を取れる時間だから。

乳児期と違い今は日中子どもたちと離れてはいますが、それでも元々そんなにおしゃべりじゃない私にとって、ずっと話しかけられ続けるのは少ししんどいのです。

だから2人の「かあかん」コールから逃れられる料理中は、ちょっとした休憩時間&自由時間。




お湯を沸かしたり圧力鍋をかけている間、「できる主婦」的には後片付けを同時進行で進めるべき時間ですが、私はこっそりお菓子を食べたりスマホを見たりしてちょっとした自分の時間にしています。


その分当然片付けが夕飯後に待っているので後から忙しくはなるのですが、料理という元々好きだった時間は効率を重視するより楽しく過ごすことにしました。


メニューの面でも一汁三菜の方針は基本的には変わっていませんが、忙しいときは手を抜くし、副菜は切るだけ・茹でるだけ・和えるだけみたいな簡単なものばかりだし、結婚当初ほどの気負いはなく自分がそのとき作りたいものを楽しみながら作っています。

私にとっては作るのも食べるのも品数があったほうが気分が上がるからそうしているだけで、一品料理でも、できあいのおかずでも、逆に思いっきりおしゃれで手の込んだ料理でも、ご飯を用意する人がその時その時でストレスなく続けられる方法を選べばいいと思います


料理をした後のシンクは洗い物でいっぱいのままだし、換気扇もコンロもたまにしか磨かないし、茶色いおかずばっかりの日もある。

思い描いていた「できる主婦」からはかけ離れているけど、私が好きだな楽しいなと思いながら作った料理を家族がおいしいと言って食べてくれる。

今はそれでいいんじゃないかなと思っています!
(ぴなぱ)

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