■前回のあらすじ
ママ友ができるか不安だった幼稚園生活も、則子のおかげで自然に溶け込むことができた鈴子だが…少し気になることがあり…。
発表会の衣装を作ってあげてからというもの、私は時々ノリちゃんに頼まれて、ハンドメイドの小物を作ってあげるようになりました。
ハンドメイドは趣味で、ノリちゃんとその娘ちゃんが喜んでくれるならいいと思っていたので、制作費は一切もらっていなかったのですが…。最近依頼される頻度が増えてきたので、ちょっとだけ気になってきてしまい…。
「せっかく作ったのに…」と残念な気持ちにはなりましたが、子どもが使うものなので、無くしてしまうのもしょうがないかなとも思い、この時は気にしないようにしていたのですが、なんだか違和感を感じ始めたのです…。
とてもびっくりしたのですが、自分で作った作品を見間違えるはずはありません。それは紛れもなく、私がノリちゃんにプレゼントした、人形の洋服だったのです。
※この漫画は実話を元に編集しています
(ハイボリューム 編集部)