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無理に周りに合わせる必要はない…息子が卒園する今になって思うこと【なんとかなるから大丈夫! Vol.31】

ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。

先日6歳になったばかりの息子ももうすぐ卒園。

春にはいよいよ小学生です。

息子が入園してから、いろいろなことがあったなぁ…と、遠い日の出来事のように思います。

反省も多かったあの頃を思い出しながら、入学に向けて大事だと思っていることを再確認しようと思います。

息子が入園する前のこと。

私にはいくつかやっておきたいことがありました。

■息子にパンツで1日過ごしてもらう作戦を決行
無理に周りに合わせる必要はない…息子が卒園する今になって思うこと【なんとかなるから大丈夫! Vol.31】
3歳の誕生日を迎えたばかりの息子。

いよいよ入園が迫っていました。

年少になるにあたり、日中のオムツだけでも卒業させておきたい、着替えもひとりでできるようにさせておきたい、と考えていました。

そこでやったのが、パンツで1日過ごす作戦。

1週間もたてば「トイレにいく」と言い出すのではないか…と思い始めたのですが…。

息子にパンツで1日過ごしてもらう作戦を決行
尿意がまるで感じられない様子でした。

トイレに連れていっても出ることはないのに、30分もたつといつの間にか漏らしている…。

そうして1日が終わっていきました。

これが何日も続くのか…そう思うと、酷くストレスを感じました。

私は割と短気なこともあり、このまま続けると息子を怒鳴りつけてしまいそうなので、一旦、あきらめました。

きっと、息子にはまだ早いのだろう、と思うことにしました。

プレ幼稚園の日…。

プレ幼稚園の日
私は他人事のように“私には無理だ”と思いました
ほかのママさんがトイトレをがんばっている姿を見て、私は他人事のように“私には無理だ”と思いました。

いくら怒ってはいけないと自分に言い聞かせても、私はきっと息子を怒らずにはいられないだろう、と。

そんなことをしてもお互いに嫌な気持ちになるだけですし、私はもう少し時間をかけたいと思いました。

しかし、時間はあっという間に過ぎていきました。

幼稚園の生活にも慣れ始めた年少の夏休み前のこと…。
 
 

■オムツで登園しているのは息子だけと知った
オムツで登園しているのは息子だけと知った
担任の先生から電話をもらいました。

みんなパンツで登園していて、オムツで登園しているのは息子だけ、とのことでした。

このときの息子はパンツを嫌がっていました。

このときの息子はパンツを嫌がっていました
私と息子のペースで、のんびりやっても、そのうちトイレに行けるようになるだろう、と思っていました。

でも、どこかで焦る気持ちがありました。

何度も声掛けに失敗しました。

そんなことを繰り返すうちに息子に厳しくあたってしまったことも。

息子に厳しくあたってしまったことも
息子はとてもマイペース
焦ってもいいことは何もありません
息子はとてもマイペースで人のことを気にしている様子はありませんでした。

そんな息子を見て、私は時に焦ることがありました。

けれど、焦ってもいいことは何もありません。

私自身、とてもストレスを感じやすくなっていて、情緒不安定な時期でもありました。

このままではいけない、と強く思い、私はがんばることをやめました。

息子は息子。私は私。

誰に何と言われようと、お互いのペースを考えながらのんびりやっていくことを決めました。

それからはわりとスムーズで、気がついたら息子はひとりで着替えられるようになっていたし、夏休みが終わるとパンツで登園できるようになりました。

具体的にどんな声掛けをしていったのかも、今では覚えていないほど、少しずつ少しずつ、自然と息子は成長していきました。
 
 

■何事も無理に周りに合わせる必要はない
何事も無理に周りに合わせる必要はない
私の育て方がいけなかったから息子はいつも一番最後なんだろうか、と思ったこともありました。

私がもっとちゃんとした母親だったら、と思ったこともありました。

でも、誰もそんなことを思う必要はないのだと思います。

すべての人ができるからといって、それが自分にできることとは限りません。

自分にできることをすべての人ができるわけでもありません。

子育てにおいて早くできることがいいことのように思われがちですが、そんなことはまったくないと思います。

子どもが成長したとき、オムツがはずれたのはいつだったのか、ひとりで着替えられるようになったのはいつだったのか、そんなことを聞かれることはまずありません。

覚えている人も少ないかもしれません。

そんなことは、大人になればどうでもよくなるのです。

最初から、自分を信じて、子どもを信じて、ふたりのペースでやっていたらお互いにとても良い気持ちで乗り越えられただろうと確信しています。

もうすぐ息子は卒園し、そして入学します。

これから先も、私と息子にとって必要なことは、無理に周りに合わせることではなくて、マイペースに楽しんでいくことだと思っています。
 
 
(pinky)

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