■前回のあらすじ
役員会の保護者たちから働きぶりを感謝された会長・凛子は、もっとみんなに認められたいと思い、保護者と園児参加のイベントを計画するが…?
そして私が企画した「屋台ごっこ」の当日…。
褒められるたびに、私の心は満たされていきました。すっかり気持ち良くなって、幼稚園の中心人物は私…!そんな風にすら思っていたのです。
そして夏になり…幼稚園で小規模なバザーが開かれた日があったのですが、私はバイトが休めず準備にあまり参加できませんでした。当日、仕事が終わるとすぐに会場へ駆けつけました。
みんな私を待っているはず!…そんな期待を抱いて。
でも、待っていた光景は予想とは違うものでした。
副会長の葵さんが褒めちぎられているのを見て、私はモヤっとしてしまいました。
もし、今回仕事がなければ、バザーはわたしが仕切っていて、あそこで褒められていたのは私だったはず…。
葵さんは、わたしの代わりに頑張ってくれたと思いつつ…、そのあとも役員達にちやほやされる彼女を見ていたら、どうしてもイライラを止められなくなってしまいました。
このときすでに、私は自分でも知らないうちに、意地悪なボスママへの道を猛進していたのです…。
※この漫画は実話を元に編集しています
(アトリエPP合同会社)