ホーム 子育て > 今だったら、どうすれば良かったと思う? 大人になった私の想い【私が性教育を幼児期から始めてほしい理由 Vol.4】

今だったら、どうすれば良かったと思う? 大人になった私の想い【私が性教育を幼児期から始めてほしい理由 Vol.4】

※今回の内容は、つらい描写があります。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不安に思われる方は閲覧をお控えください。
■前回のあらすじ
お昼寝中の性被害。助けを求めたいけど、大人に話したら怒られるのではないか、周りに冷やかされるのではないかと思い、打ち明けることはできませんでした。その後卒園するまで私はお昼寝ができなくなったのでした。


大人になって「今だったらどうしていただろう?」と考えると…。もちろんすぐに親や先生に話した方がよかったと思います。しかし、私の親は問題視せず園にも報告しなかったと思います。当時は子どもが子どもに性加害するケースはあまり知られておらず、深刻に受け止めなかったと思うから。言っても問題視してくれない、怒られる。そう思ってしまうから子どもは打ち明けづらいのではないでしょうか。そんな自分の経験から考えても、性被害は発覚しにくいのだと思います。


せっかく親や先生に打ち明けても…被害を軽視するような反応をされたら、子どもはさらに傷つくことになるでしょう。私には思春期の頃、母に悩みを打ち明けたところ、絶望した経験があります。だからこそ、もし子どもが話をしてくれたときは「まだ子どもだから…」で終わらせないでほしいのです。また、このような被害は、親にも心の傷を負わせることがあります。

性被害は周りから気づかれにくく、そして被害に遭った本人にとっても打ち明けづらいもの。

だからこそ被害に遭った本人に寄り添い、理解しようという姿勢が、本人の助けに繋がるのではないかと思います。


(あん子)

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