■前回のあらすじ
「今だったら」と考えてみる。大人に相談した方が良かったとは思うけれど、その時の大人の対応や姿勢次第で子どもはさらに傷つくことに。子どもの気持ちを救うかどうかは大人にかかっていると思うのでした。
我が家では以下のことを心掛け、娘に知ってほしいことを機会があるたびに話すようにしています。
・プライベートゾーンについて教え、勝手に「見たり触ったりしてはいけない場所」と伝えること
・我が子が相談しやすい環境を作ること
・もし触ってくる子どもや大人がいたら「イヤ」と言ってすぐに逃げること
・そのときは大人に助けを求めること
まだ幼いからといって被害に遭わないとは言い切れません。
子どもが被害に遭わないように、また知識がないために知らず知らずのうちに子どもが加害者にならないように…。幼児期から性教育を始めることは決して早すぎず、むしろ推奨されるべきことだと、私は思っています。
それに、性教育は性犯罪を防ぐだけでなく、命の尊さを知り、愛する人を大切にする思いやりの心も育むことができると感じています。だからこそ私は、子どもたちに伝えていきたいと思うのです。
私のような経験をする子どもがひとりでもいなくなりますように…。切に願います。最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
(あん子)