ホーム 子育て > 子どもを被害者にも加害者にもさせないために…、性の知識を早くから伝えたい【私が性教育を幼児期から始めてほしい理由 Vol.5】

子どもを被害者にも加害者にもさせないために…、性の知識を早くから伝えたい【私が性教育を幼児期から始めてほしい理由 Vol.5】

■前回のあらすじ
「今だったら」と考えてみる。大人に相談した方が良かったとは思うけれど、その時の大人の対応や姿勢次第で子どもはさらに傷つくことに。子どもの気持ちを救うかどうかは大人にかかっていると思うのでした。


子どもに性教育をすることを躊躇してしまう親御さんもいるかもしれません。子どもが性被害に遭わないように、加害者になってしまわないように、まずは知識が必要。プライベートゾーンは説明しやすく、幼児にもわかりやすく伝わります。プライベートゾーンはお友だちや大人が見たり触ったりしてはいけない。それを伝えることで、加害者になってしまうことを防ぐこともできると思います。


また、子どもが相談しやすい環境を作るよう心がけています。もし勝手に触って来るお友だちや大人がいたらすぐに逃げてほしい。娘に話すと、「お友だちにお手紙で教える!」と前向きな返事が。まだ幼いからと言って被害に遭わないとは言い切れません。だから私は幼児期から性教育を始めてほしいと思うのです。

我が家では以下のことを心掛け、娘に知ってほしいことを機会があるたびに話すようにしています。


・プライベートゾーンについて教え、勝手に「見たり触ったりしてはいけない場所」と伝えること
・我が子が相談しやすい環境を作ること
・もし触ってくる子どもや大人がいたら「イヤ」と言ってすぐに逃げること
・そのときは大人に助けを求めること


まだ幼いからといって被害に遭わないとは言い切れません。

子どもが被害に遭わないように、また知識がないために知らず知らずのうちに子どもが加害者にならないように…。幼児期から性教育を始めることは決して早すぎず、むしろ推奨されるべきことだと、私は思っています。

それに、性教育は性犯罪を防ぐだけでなく、命の尊さを知り、愛する人を大切にする思いやりの心も育むことができると感じています。だからこそ私は、子どもたちに伝えていきたいと思うのです。

私のような経験をする子どもがひとりでもいなくなりますように…。切に願います。

最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
(あん子)

Facebook

関連記事

あなたにおすすめの記事

P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ