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地下室を作ろう! 子どもの思いつきが大惨事に…/人生で一番後悔してること(前編)【両手に男児 Vol.42】

ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは! はなうさです。


みなさんは今までの人生でした一番悪いことってなんですか?(突然すぎる)


そう、今回のお話は『私が今までにした中で最高に最悪なこと』について。


前後編2話でお送りしたいと思います。

ふとした思いつき
それは私が小学校四年生の夏休みのこと。

やりたいことや楽しみにしていたことはある程度済ませてしまい暇を持て余していたある日のことです。

ひまな夏休み内緒の秘密基地がほしい空想して思いついたのが…地下室作りを思い立った
子どもの頃『秘密基地』って妙に憧れませんでしたか? その頃、木の上に小屋を建てるのが密かな夢でした。

しかし、小屋を建てるとなると技術や材料が必要です。そのくらいは小学四年ともなるとわかってくる。


『ならば地下室を作ればいいのでは?』

と思いつきました。すみません、小学四年の私、その程度でした笑


今となっては呆れますが、当時の私は大発見というか、なんでみんな掘らないんだ!? くらい思って心を弾ませていたのです。


早速、裏庭を掘ろうと繰り出したのですが…

場所を探していると祖父はよく裏庭にいた人が来ないところに穴を掘ることに
祖父が帰った後、いよいよ地下室作りをスタート!! 地下室のことは大人にはバレたくなかったので、隣の家との間にある大人1人ギリギリ通れる程の場所に掘ることにしました。

掘りかけの穴が事件を起こす…
地下室作りスタート
しかし…

思っていたよりたいへんだった今日はここまでと思っていたらその後地下室作りはしなかった
掘ってみて『あ、これ、無理かも』と、はじめて気づいたわけですが、1時間ほど掘っても(結構やったな)自分の体半分も埋まらないほどの穴にしかならずゲンナリしてしまいました。


この時点でほぼ、地下室作りは諦めモードだったと思うんですが、小一時間かけて掘った穴ですし、また気分が乗るかもしれないと、その時は一旦穴を隠すために家にあったベニア板で穴をふさぎ、その上に土をかけました。



その後、やはり地下室作りへの情熱はきれいサッパリなくなり、隠された穴をそのままにして夏休みは駆け足で終わっていったのでした。



二学期が始まり、家の横に掘った穴のことなど頭からきれいさっぱり消えかけていたある日のこと。


学校から帰ると母の様子が慌しく、どうしたのか聞いてみた所…

おじいちゃんが骨折!?
『おじいちゃんが裏庭で足を骨折しちゃったのよ』



母の言葉を聞いたその瞬間、私の脳裏にはあの『穴』の存在が光の速さで戻ってきて自分の体がヒンヤリ冷たくなるのがわかりました。

次回に続きます。

(はなうさ)

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