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9月1日は防災の日。女性の視点で避難袋の中身を見直して

忘れたころに突然やってくる大地震。いつやってきても大丈夫なように、避難袋の準備はできていますか? 東日本大震災を機に避難袋を用意した人も多いと思いますが、一般的な避難袋には、女性の必需品は意外と入っていないもの。いざ避難生活となってしまった時、女性にとって本当に必要なものとは何なのでしょう?


■避難袋に入れておくと役に立つもの
・生理用ナプキン
・おりものシート
・ウェットティッシュ(赤ちゃん用おしり拭き)
・携帯ビデ
・鏡
・洗顔料
・保湿クリーム
・髪ゴム

災害時、ショックが影響して生理がきてしまうということも少なからずあるようです。物がない中で、ナプキンを他の物で代用するのはなかなか大変ですよね。ナプキンは女性が避難袋に入れておくべき最も重要なものと言えます。

また、避難生活では、何日もお風呂に入れず、下着も変えられないという不衛生な状態が続く可能性もあります。そんな時に、おりものシートやウェットティッシュ、携帯ビデがあるとデリケートゾーンを清潔に保つのに重宝します。赤ちゃん用おしり拭きは、安価で枚数も多く、肌にも優しいのでおすすめです。

また、昼間に災害が起こり避難した場合、メイクをしたまま避難生活が始まるということもありえます。顔だけでも洗えるような状況になった時に、髪ゴムや洗顔料があると便利です。また、顔や体にも使える保湿クリームが一本あると、リップクリームやハンドクリームとして代用でき、特に冬場には役立ちます。

緊急時、食いつないでいくだけで大変なのでは? と思われがちですが、水や食料はある程度の供給が期待できるのに対して、これらの日用品を手に入れるのは至難の業になるでしょうし、無事に避難した後には、ただ食べていくだけでなく、女性としての日々を生活していかなくてはなりません。

見出しなみが乱れてくると心も乱れてきます。災害時には体の健康も大切ですが、精神的な健康も重要なので、できる範囲で身だしなみを整えて清潔にすることを心がけ、女性として誇りを失わずに生活していくというのも大切なことです。

以上のような点をふまえて、保存食の賞味期限のチェックとともに、女性としての視点からもう一度避難袋の中身を再確認してみましょう。女性専用の避難袋も市販されているので、そちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。

(金沢 霞)

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