「ごちそうしてあげるよ」、その言葉に胸キュンしたあなた。オシャレなお店でディナーを楽しむもつかの間。お会計の時に彼が一言、「ポイントで」そんな時、あなたならどう思いますか?
35歳までの未婚女性を中心にアンケートを取ってみました。すると70%以上の女性が「ありえない」と即答。そのうち半分は「それで見方が変わる」「冷める」との回答。
「友達との女子会では良いが、デートでは考えられない。女性に対してわざとらしい見栄を張る必要はないけれどデートでわざわざ、自分はせこいです、と見せつけなくてもいいのでは。」(28歳・会社員)
「デートなら、お会計をする時も二人の可能性が高い。そんな時に、ポイントポイント言われると、お店の人の目や他のお客さんの目が気になる。あのカップルかわいそうって思われそうで恥ずかしい。」(30歳・メーカー)
「ポイントを使われるなら、割り勘にしてもらった方がまだマシ。そういう時にポイントを使おうと思うところに価値観の差を感じる。」(27歳・広告)
「クーポンの利用自体も引くけど、クーポンやポイントの利用は会計時に少し余計に時間がかかる。女性としては、男性にはすみやかにお会計をしてほしい。変に時間がかかるとカッコ悪い。」(27歳・営業)なるほど、お会計のスムーズさにも男性のカッコよさが潜んでいるんですね。
こんな感じで、女性の意見は想像以上に辛辣。女性が男性を見る目だけに限らず、自分も他人にどう見られているかにも影響が出てくるのですね。
以前だと、「デート費用で領収書を切るのはありえない」や「10円単位の割り勘はありえない」という話もよく聞きましたが、時代が進むにつれてそれがクーポン、ポイントの利用等と形を変えつつあるようです。
もちろん反対派だけではなく、中にはこんな意見も。「とっても現実的かつ経済的な印象。家庭を持ってもこういう金銭的なことをしっかりと管理してくれそう」「需要があるから供給がある。クーポンなんて誰でも使っている。」「男性=クーポン利用は別におかしいことではない。」
どうやら現実的にとらえる女性には、男性のクーポン利用を援護する声も多いようです。とはいえ、堂々と目の前で「クーポンで」「ポイントで」はなるべく控えた方がいいという声が圧倒的のようです。
自分のためだけの場ならまだしも、他人をふるまう場でのクーポン、ポイントの利用は避けた方がよさそうです。男性のみなさん、女性との食事の時は、現金、またはカードですみやかにお会計を。
(内藤 里奈)