お正月に食べるおせち料理と言えば、伝統的な和風料理のイメージがあると思いますが、今年はひと味変わった「洋風おせち」を作ってみませんか? フレンチやイタリアンの要素を取り入れ、華やかな見た目で食卓を盛り上げてくれます。
子どもでも食べやすい味つけのものが多く、好き嫌いが出にくいのも魅力です。
そこで今回は、洋風おせちのレシピ【15選】をご紹介します。
手軽に作れるオードブルからデザートまで幅広くピックアップ。基本の和風おせちに洋風おせちを数品付け足すだけでも、グッと華やかさが増すので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
■【簡単オードブル】洋風おせちのレシピ5選洋風おせちはワインに合うメニューが多く、オードブルとしても最適です。
・3種のチーズボウル
具材を芯にしてクリームチーズで包むだけ。オリーブ、レーズン&ナッツ、スモークサーモンの3種を作れば、多彩な風味を楽しめす。刻んだクルミを衣にするアイデアも◎。
・ローストビーフの和風ロール
市販のローストビーフに白ネギやショウガなどの香味野菜をクルッと巻く一品です。ピリッとした辛味がローストビーフの旨みとマッチ! 巻き物料理は学業成就という意味が込められているとか。新年にふさわしいですね。
・柿の生ハム巻き
生ハムとクリームチーズの紅白カラー×柿の黄金カラーが、おめでたいお正月にぴったり! 柿の甘さ、クリームチーズのまろやかなコク、生ハムの塩気が絶妙です。おつまみにも最適。
・ゴボウの豚ロール焼
ゴボウを肉で巻いた「八幡巻き」はおせち料理の定番ですね。こちらはバルサミコ酢を使って、洋風に仕上げます。ソースはトロミが出るまで煮詰めると酸味が飛び、コクが増しますよ。
・ゆで卵のオードブル
ゆで卵にひと手間加えて、おしゃれなオードブルに。ゆで卵の黄身にカッテージチーズやマヨネーズなどを混ぜ、ホイップクリームのように絞ります。仕上げにイクラとオリーブをトッピングすれば、見た目も豪華です。
■【おもてなし】洋風おせちのレシピ4選洋風おせちは、あまりコストをかけずに作れるのが魅力です。
・合鴨の蒸し煮
合鴨を使う、おせち料理の主役にふさわしい一品です。噛むたびに旨みがあふれます。黒胡椒を効かせると赤ワインのおつまみになり、からしを添えると日本酒とも合います。汁につけた状態で冷蔵保存できるので、年末のうちに準備しとくとGOOD。
・ブリの香草パン粉焼き
ブリは成長するごとに名前が変わるため、「出世魚」と呼ばれる縁起物です。香り豊かなハーブとパン粉をまぶして焼けば、おしゃれな洋風メニューに。魚が苦手なお子様でも食べやすいですよ。
・エビのハーブガーリックオイル焼き
長寿を象徴するエビを殻ごと調理してアヒージョ風に。ニンニクやハーブの風味が効いたオイルでエビやマッシュルームを香ばしく焼き上げます。残ったオイルはバゲットつけて最後まで美味しくいただきましょう。
・おせちフォンデュ
おせちの煮しめ、牛ステーキ、野菜などを竹串や金串に刺して、みんなでワイワイ串揚げを楽しみましょう。こちらのレシピではアボカドソースとタバスコ風味ソースの2種類を用意。お好みのものをつけて召し上がれ。
■【リメイク】洋風おせちのレシピ4選おせちに飽きたり、余ったりしたら洋風にアレンジするのもアリです。
・余ったおせちでいろいろドリア
お煮しめ、エビ、ハムなどおせちの残り物をドリアにアレンジします。和の食材と合うようにご飯はしょう油で味つけするのがポイントです。風味豊かで、やみつきになりますよ。
・おせちでベーグルサンド
おせちの定番、黒豆やカマボコもクリームチーズと和えてサンドイッチにすれば、ひと味違うおしゃれな料理に。おつまみやおやつ感覚で食べられます。
・お煮しめDEコロッケ
しっかり味のついたお煮しめはコロッケの具材にぴったり! 細かく刻んでマッシュしたジャガイモに混ぜ込み、衣をつけてこんがり揚げます。これなら煮物が苦手なお子様でも喜んで食べてくれそうですね。
・数の子のタルタル
数の子はクリームチーズと相性抜群。味つけにニンニクや粗びき黒コショウを使って、ほんのりスパイシーに。バゲットやクラッカーにのせて食べれば、お酒もグイグイ進みますよ。
■【デザート】洋風おせちのレシピ2選おせち料理に合う甘いデザートがあるとうれしいですよね。食後のデザートやお茶請けとしておすすめのレシピです。
・黒豆のベイクドチーズケーキ
黒豆のやさしい甘みがチーズケーキと絶妙にマッチ! 混ぜて焼くだけと簡単です。生地にきな粉を加えることで、奥深い味わいに。黒豆を飾り、金箔をのせるとお正月らしさが増します。家族や親戚の集まりにもぜひ。
・栗きんとんパイ
栗きんとんにクリームチーズやレーズンをミックスし、パイシートに包んで焼くだけ。簡単なのにお店に負けない味わいと仕上がりです。焼く前の状態で冷凍保存しておくのもおすすめ。いつでも小腹が空いたときに食べられますよ。
「おせち料理を何日も食べ続けると飽きてくる…」という方も多いのではないでしょうか。
和風おせち、洋風おせちの両方をバランス良く用意すれば、数日間おせちを食べ続けても飽きが来ません。今年のお正月は洋風おせちを取り入れてみてくださいね。
(川原あやか)