年末年始にごちそうを食べすぎてしまったり、寒くて体が冷えてしまったり、この時期は胃腸がお疲れ気味の人も多いでしょう。
胃腸は弱っていると、全身のだるさや倦怠感につながる恐れがあります。消化に良い食材や体を温める作用のある食材を使った料理を食べて、早めに胃腸の疲れを回復させましょう。
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/399ba72b18e89d9724858ac858c35e6768231971d841eb7055dfb7863be456b5.jpg)
そこで今回は、胃腸の調子が整うレシピ【15選】を紹介します。
定番のお粥から、さっぱりしたサラダ、体の芯から温まるスープなど、胃腸の具合が良くないときにも食べやすい料理が勢ぞろい。ぜひ参考にしてみてくださいね。
■胃腸の調子が整う【サラダ】レシピ2選・水菜とスプラウトの梅ポンサラダ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/bfc6de7e0cb013a98aa81e04108b089856e7384c338682668a61db1209bcb7e3.jpg)
野菜を切ってドレッシングで和えるだけのサラダは、お疲れ気味のときにもパパッと作れます。食物酵素たっぷりの生野菜と、疲労回復効果が期待できる梅干しとポン酢しょうゆのドレッシングで、胃腸が整うこと間違いなしです。すりゴマは直前に加えると、香りが良いのでおすすめです。
・春キャベツと新ジャガのサラダ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/e09096546e6a99269b95e33d016f1bfc151fb865f5f93f1124f8d48e17818567.jpg)
胃粘膜を修復する栄養素であるビタミンU(キャベジン)が含まれるキャベツは、胃腸が弱っているときに積極的に摂りたい野菜です。温めたオリーブオイルをジュッとかけると、キャベツが少ししんなりするので食べやすくなります。冬キャベツを使う場合は、細めのせん切りにしましょう。
■胃腸の調子が整う【汁物】レシピ4選・素麺のすまし汁
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/47f877d9de5f1497f81d3a7db46323e98c551759fa874525e06eddb9d164b6e8.jpg)
ショウガが入った体が温まる、優しい味のすまし汁。素麺が入っているので食べ応えもあり、おかずにもなります。素麺はそのままスープに入れて茹でると、スープ自体にとろみがつき、ほど良い塩気も加わり、美味しいですよ。
・大根のミルクスープ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/d476ac417af7ef92f0a5ec3fabd0784209f748d025a54118c1bad681dcc24cae.jpg)
大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれていて、胃腸の消化を助ける働きがあります。牛乳も胃粘膜を保護するので、食べすぎて胃がもたれているときにぴったりです。野菜はあらかじめ電子レンジで加熱して、柔らかく煮込みましょう。
・ターメリックカレースープ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/b9f073ae33c14fa61bdc991f65492cff5573f0cfdd7f187ecb999ab99afd307d.jpg)
カレー粉に多く含まれるターメリックは、いわゆるウコン。二日酔いの強い味方ですね。炎症を抑える働きがあるので、胃もたれなどにも効果が期待できます。ふわふわのすりおろした長芋が優しい味わいで、食欲がないときにもスルッと食べられます。
・お腹すっきりキャベツとバナナのスムージー
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/0913791f0f7798374b17f2e0eea0d43b202a5509d0ae17e10b65c14606c5a86c.jpg)
淡いグリーンが優しい見た目の、ホットスムージー。胃腸を守るキャベツと、食物繊維たっぷりのバナナの組み合わせで、食べ過ぎた次の日の朝ごはんにおすすめです。仕上げに、消化を助ける作用のある黒コショウを振って、胃腸の疲れをリセットさせましょう。
■胃腸の調子が整う【おかず】レシピ4選・大根の梅肉和え
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/68683261c8a9126d0d5e7ea65b426ecd52870afdd6bb0dd4a7dcb6b20416487e.jpg)
大根を塩もみし、ほぐした梅干しで和える簡単に作れる副菜です。梅干しに含まれるクエン酸は胃腸を整える働きがあり、大根や大葉も消化促進の効果があるとされています。さっぱりした味わいで食欲がないときにも食べやすく、箸休めにも最適です。
・ユズ入り紅白なます
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/e62bb9c962023051094f702a30a3bccfb3d7a19c4c5e49bc9cd3e0a4289446ec.jpg)
おせちの定番、紅白なますも胃腸を癒やせるとされる料理。作るのも簡単なので、日頃から取り入れたいですね。搾り汁を使った後のユズを器にすると、見た目も良く、香りも楽しめて一石二鳥。金時ニンジンがなければ、普通のニンジンでもOKです。
・キャベツとニラの重ね蒸し
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/87242d35e1189b1b2dd6ca4880974964cf147b2706dc9e12faec746d7854a73d.jpg)
キャベツ、ニラ、豚肉を重ねて蒸すだけのおかず。簡単に作れ、野菜と肉がたっぷりとれるので、疲れて料理が面倒なときにも助かるレシピです。紅ナツメにも胃腸の調子を整える働きがありますが、ない場合は入れなくて大丈夫。
・枝豆とジャガイモのふわとろパンケーキ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/954eb5c203aa906621e05515b97d98ea698f0d5ae03326b0112c7befbd1ca154.jpg)
枝豆とジャガイモは胃腸の働きを助け、健康な状態にしてくれます。パンケーキと言っても小麦粉は使わないので、グルテンが気になる方にもおすすめ。卵も入っていて栄養バランスも良く、ケチャップをつければ子どももよろこぶ味わいです。
■胃腸の調子が整う【主食】レシピ5選・おなかにやさしい 炒り大豆と干し貝柱の雑穀粥
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/f728b67ca965c83a7aebf87b075f95f1d90df8a98a00f8475b712520040b73b3.jpg)
食感の異なるさまざまな具材を入れて作る、食べ応えのあるお粥です。ただの白いお粥はちょっと味気ないという方におすすめ。ホタテの貝柱からだしが出るので、旨味たっぷりです。冷凍のごはんで作れるところもポイント。
・小豆とサツマイモのもち米粥
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/f5cf4d40b70f80c191a1ec4dab27f8e10fd677c1c4e3243bff06075652721609.jpg)
むくみ解消に良い小豆、胃腸を元気にするもち米・サツマイモの組み合わせで、暴飲暴食で疲れた胃腸を労わります。ほんのりと優しい甘みがあり、食べ進めていくと体が温まりますよ。もち米やサツマイモは腹持ちも良いので、間食を防げる点も◎。
・鮭とカブとシメジの炊き込みご飯
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/5c6af558baf850b452ea0ece33b0f426e9748972cc2a6056e5da8ff97e697025.jpg)
弱った胃腸に優しい食材を使う炊き込みご飯です。炊飯器で炊いて、後から焼き鮭を混ぜ込むだけで完成。鮭は体を温める効果もあるので、冷え性に悩む方も、ぜひお試しを。この炊き込みご飯に温かいお味噌汁を合わせて、ほっこり温まりましょう。
・アジア風根菜丼
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/070a9795c26044f78bd3d554ec59d8a003ad112aa5e2912fa40fbc491cf00c1e.jpg)
ナンプラーを使ったエスニック風のきんぴら炒めをご飯にのせれば出来上がりです。サッと炒めるだけなので、ランチにも良さそうですね。ちょっと食べ過ぎたなというときには、食物繊維の多い根菜が大活躍します。パクチーが苦手な方はミツバをのせても◎。
・ショウガとゴボウの玄米混ぜご飯
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1704935477470/detail/b526a08c7b80b30293b318ea021415d6259fa8973dfff1d5b744983fb7034d91.jpg)
食物繊維が白米の約5倍含まれている玄米は、食べ過ぎリセットの心強い味方。体を温めるショウガをプラスすれば、ダイエットに役立つ混ぜご飯の完成です。ただし、玄米は胃腸が弱っているときには負担になりやすいので、よく噛んで食べるようにしましょう。
胃腸は体の中で、比較的早く異常が現れる器官です。胃腸が疲れていると感じたら、何らかの不調が体に起こっているサインかもしれません。今回ご紹介したレシピを参考にして、
胃腸をしっかり労わり、できるだけ体も休めてあげてくださいね。(稲見ぶん)